うさぎの行動範囲はどのくらい?行動時間は何時間くらい?
「うさぎはずっとケージの中に入れたままで飼っても大丈夫なの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
本来、うさぎの行動範囲はどのくらいなのか、
行動時間はいつ頃で、何時間くらいなのか、
うさぎのためにも知っておきたいですよね。
今回はそんな疑問について、ご紹介したいと思います!
目次
うさぎの行動範囲はどのくらい?
現在、日本で売られているペットのほとんどはアナウサギで、
野生化のアナウサギの行動範囲は半径100メートルほどになります。
これを一般家庭で実現するのは当然不可能なのですが、
室内飼いであっても、少しでも広いスペースを
走らせてあげたいところですよね。
では、現実的にはうさぎを自宅で飼育する場合スペースは
どのくらい必要なのかご紹介します!
うさぎに必要なスペースはどのくらい?
うさぎは基本的にはケージで過ごす事が多いですが、
ケージの中だけではなく、運動スペースも設けてあげるのが理想です。
そのためには、1~2畳程の広さをサークルで囲って
スペースを確保します!
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どうやってスペースを確保する?サークルは?
主に、以下の3つの方法があります。
- ケージの外側をサークルで囲み、常に広いスペースで飼育する。
(ケージの扉は常にオープン) - 運動タイムにのみケージを開放して、
サークルのスペースで運動する。(運動タイムが終わるとケージにかえす) - 常にケージの扉もオープンにし、
部屋の中を自由に動きまわれるような環境にしている。
3の場合、飼い主様の配慮がしっかりされている事が多く、
危険なものや場所を作らないようにうさぎ目線の部屋作りがされています!
私も憧れる飼育の方法ですが、
うさぎは意外と『テリトリーを主張する生き物』です!
『テリトリーの主張について』ご紹介しますね。
テリトリーの主張は自然界の名残?
うさぎは元々縄張り意識の強い動物です。
自然界で過ごしているうさぎにとって、
縄張りはとても大切な『テリトリー』になります。
攻撃や危害を加えられないよう、自分のテリトリーに関しては
とってもシビアな考え方を持っています。
なので、自宅で飼育している場合、
行動範囲を広げたのちに、狭くしたいとなると、
うさぎは『自分のテリトリー』なのに、「行けなくなった!!」と
怒ってしまう可能性があります。
そのため、行動スペースは少しづつ、広げていく方が無難です!
うさぎの行動時間はいつ?
うさぎは薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)と言われています。
「薄明薄暮」の言葉の通り、
朝明るくなる前と、夕方の暗くなる頃に一番元気に行動します!
朝早くにゴソゴソご飯を食べ始め、昼間はウトウト寝ていることが多く、
夕方から夜にかけてまた元気に行動します。
うさぎにとってのゴールデンタイムはいつ?
うさぎのゴールデンタイムは
上記でもお話した通り、早朝と夕方~夜が一番活動的になります。
うさぎの行動時間に合わせて
スキンシップをとったり運動させたりします。
運動時間は30分~1時間までにしましょう!
「もっと遊ぼう~!」と可愛く誘われてもケージへ戻るように
優しく誘導してあげましょう!
ごはんをたくさん食べる時間も同様なので、
ゴールデンタイムに合わせて
ごはんやおやつの時間にしてあげる事によって、
よりスキンシップを取りやすくなります!
自然界のうさぎの行動時間について
「行動範囲」と同じように「行動時間」も
自然界のうさぎの名残があるようです。
自然界のうさぎは外的から身を守るために、
日中は地上に出る事はなく穴ぐらの中で寝ています。
外敵のいない、薄明薄暮に
外に出て食事をしたり、運動をしたりします。
ペットとして飼育されるようになっても
自然界にいたうさぎの習性も大切にしているので、
うさぎに合わせた生活リズムを作りましょう。
まとめ
今回はうさぎの行動範囲や行動時間について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
まとめると以下のようになります!
- サークルを上手に使って、うさぎのテリトリー意識を尊重する
- サークル・運動するときはルールを作ること(サークルの範囲・運動時間)
- 部屋をうさぎの為に開放する場合は、
安全面の配慮・テリトリー意識の強いうさぎへの配慮をすること
【行動時間】
- うさぎのゴールデンタイムは「早朝と夕方~夜」
- うさぎのゴールデンタイムに合わせてスキンシップ・運動・食事をさせる
- お昼は眠っているのがうさぎにとって自然の習わし(ゆっくり寝かせてあげる)
うさぎの行動範囲や行動時間を把握することによって、
うさぎらしく健康的な生活環境を整えることができますね!
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