ウサギに関する知識やお悩みテーマについて、実際の飼い主がお答えします!

うさぎには声帯が無いって本当?どうやって鳴いているの?

一般的に、うさぎは「鳴かない」動物だといわれています。

ですが、実際にはうさぎは「鳴いている」ように
聞こえるような音を出していますよね!

そこで今回は、うさぎの声帯や鳴き声について、
ご紹介したいと思います!

うさぎには声帯が無いって本当?

「うさぎは鳴かない動物」とは別に、
「うさぎには声帯が無い」という話を聞いたことはありませんか?

コレって、本当なのでしょうか。

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鳴く役割ではないけれど・・・

実は、うさぎにも声帯とされている器官はあります!

ただ、鳴いて仲間とコミュニケーションをとる動物でないため、
発声器官として未発達な状態にあるようです。

声帯の役割はちゃんとある!

「鳴かないのにどうして声帯があるの?」

はい。確かに疑問に思いますよね。

うさぎに限らず、声帯というのは、

本来食べた物が肺や他の器官に入らないように、
キュッとしめてくれる役割のためにあります。

声帯という名前から連想すると、
声を出すため専用の機能のように感じますが、
ちゃんと別の役割もあるんですね!

だから、普段鳴かないうさぎにも、
声帯があっても不思議なことではないのです。

それでも鳴いてると思う!

上記2つの理由で「声帯はあるが、声帯では鳴かない」、
「声帯は必要な器官」であることが分かってきましたね。

ですが、「うちのこは鳴いておしゃべりするわよ~」という
飼い主さんの声も聞こえてきそうです。

では、声帯以外のどこで鳴いているのかについて、
ご紹介します!

鳴いているというより鳴らしている?

さて、うさぎは声帯でなければ、
どこを鳴らして音を出しているんでしょうか?

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鳴らしているのはどこ?

下記の2つの可能性が高いとされています。

  1. 鼻を鳴らしている
  2. 喉付近を鳴らしている

人間の場合でも、ガンなどで声帯を摘出しても、
他の発声方法を訓練することで、
ある程度喋ることが出来るようになることもあります。

そう考えると、うさぎが声帯以外の器官(方法)で
音を鳴らしていてもおかしくありませんよね。

ところで、うさぎは元々我慢強い動物です。

きっと「自然界」だけで生活をしていれば、
音を鳴らすことをコミュニケーションとして
発達させようとは思わなかったでしょう。

なので、ペットとしてうさぎが伝えてくれている「音」は、
飼い主さんに対する精一杯のコミュニケーションなのです。

しっかり「意味」をキャッチできるようにしておきましょう!

音のコミュニケーション!

うさぎはなんと言っても、感情表現豊かな動物です!

鳴らす音も様々ありますが、どんな時に
どんな音を鳴らすのか詳しくご紹介します!

「プクップクッ」

甘えているときや嬉しいとき。
音は小さいです。

鼻息を「プクップクッ」鳴らしているような愛らしい音です!

「ブグッブグッ」

ご機嫌ななめです。怒ってます!
「ブグッブグッ」という音が聞こえてきます。

「おやつくれないから拗ねちゃうよ!」と
鳴らしていることもあります!

(※発情期にも鳴らしている事が多いです)

「キュッキュッ」「キーキー」

うさぎにとって、
痛みや恐怖を感じたときに出る音です。

甲高い音であればあるほど要注意です!
気がついた場合はすぐに様子を見に行きましょう!

まとめ

それでは、今回ご紹介した内容を分かりやすくまとめていきます!

  • 鳴くためではないが、「声帯とされる器官」はある。
  • 鼻や喉の付近を鳴らして音を出している。
  • プクップクッ・ブグッブグッ・キュッキュッ・キーキーなど、
    その時の気持ちや感情を鳴き声で表現することがある。
  • 基本的には鳴かない動物なので、聞き覚えのない音を出している場合は、
    体調不調や怪我などを疑う。

今回、「声帯とされる器官」という曖昧な表現をしております。

うさぎが鳴らしている音は「鳴いている」声として
捉えたい飼い主様がたくさんいらっしゃいます。

私もその一人なので、配慮した表現にさせて頂きました。

様々な「声」として送られてくる、
気持ちをしっかりキャッチしてあげましょう!

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