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うさぎが水を飲み過ぎて下痢に!原因と対策はコレ!

うさぎが水を飲み過ぎて下痢をした?

「うさぎが下痢!」
水を飲み過ぎたからかな・・・?」

うさぎは腸内環境のバランスを崩してしまうと大変です!

今回は、うさぎの水の飲み過ぎと下痢について、
ご紹介いたします!

うさぎと水の関係

うさぎは元々小さな体からは想像できないくらい、
たくさんの水を飲みます。

水をたくさん飲む理由としては、

「乾燥している牧草やペレットが主食」であるため、
消化する為には適量の水分が必要になるからです。

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水の多飲による下痢・軟便の原因

  • 多飲によるお腹の冷え
  • お水 + 水分の多い野菜・果物による腸内環境の悪化
  • 子うさぎの場合、多飲自体が下痢の原因になりやすい

などが考えられる原因です。

これらの対策は後ほどご紹介します!

適量の水分量とは

体重100gあたりにつき5~10ml(1日)

が水分の適量です。

牧草をたくさん食べるタイプは、さらに多くの水分を摂取するので、
あくまでも目安の水分量になります。

水分量が増える理由

水分量が増える理由として

  • 温度湿度管理が適温ではない(気温が高い・乾燥している
  • 牧草や乾物を多く摂取している
  • 環境の変化などの一時的なストレス

などが考えられます。

上記を改善して下痢が治まるということであれば、
一安心ですね(^-^)

それでは、これから突然「水の多飲」になった場合に考えられる病気や、
病気でない場合の対策についてご紹介します。

考えられる病気は・・・?

病気?の子うさぎ

水の飲み過ぎという点に着目すると、

  1. 慢性腎不全
  2. 糖尿病
  3. 肝不全
  4. 毛球症・うっ帯
  5. 粘液性腸疾患
  6. 腸性毒血症

上記6つの病気の可能性が考えられます。

病気の場合は少しづつ水を飲む量が増えるというより、
突然今までの倍量くらい飲み始めることが多いです。

病気の場合の対策については、各病気で対処法が変わってくるので
詳しくはこの記事では省略します。

1~3の、慢性腎不全や糖尿病や肝不全は
日頃の食事で気をつけることが出来ますが、

「生まれたときからの疾患」ということもあるので、
定期的に病院で健康診断をすることをおすすめします!

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病気でない場合の原因や対策・注意点

まず、多飲になっている原因を探し、
当てはまる項目の対策や注意点を確認しましょう!

  1. 気温が高い・乾燥している:
    室温18℃~25℃は、湿度40%~60%が適切。
    室温湿度計が無い場合は設置!
  2. 牧草や乾物を多く摂取している:
    うさぎの体重が平均よりも大きい場合、
    これらの量をコントロールして水分量も調節する。
  3. 環境の変化・一時的なストレス:
    多頭飼い飼育・気温差が激しい・運動不足などの問題を解消する。
  4. 適量水分 + 水分の多い野菜・果物を与えている:
    野菜や果物を与える場合は、水分量をコントロールする
  5. 多飲によるお腹の冷え:
    あまりにも冷えすぎたお水は与えない。
    常温・季節によっては、やけどしないぬるま湯で調節する。
  6. 子うさぎの場合:
    下痢が命取りになるため、しっかり体重管理し、水分を適量に保つ。

多飲と下痢の原因は病気か否か

上記でも書きましたが、
うさぎは元々「水を良く飲む」動物です。

季節や食べ物や環境によって飲む量が変化します。

「体重の適量だからこのくらい」では足らない場合もあります。
下痢も怖いですが「脱水」も同じくらい怖いのです。

「適量」は飼い主様の判断で数字を目安にしながら、

愛うさにあった水分量を普段から意識して保つこと
「下痢・脱水」を起こさないことに繋がります。

その結果、多飲の原因に心当たりがないのに、

明らかに倍量の水をに飲み、下痢をしている場合は、
早急に病院へ行きましょう!

まとめ

今回は、うさぎの水の飲み過ぎによる下痢と病気の可能性、
病気でない場合の原因と対策についてご紹介しました!

それではさいごにまとめていきましょう!

■多飲する原因

  • 室温湿度の管理不足:
    室温18℃~25℃、湿度40%~60%を保つ
  • 牧草や乾物の摂取量が多い:
    体重管理をしながら摂取量をコントロールする
  • 環境の変化一時的なストレス:
    ストレスになる要因を探し改善する

■多飲で下痢をする場合

  • 適量の水分管理:
    野菜・果物をあげる場合水分を調節する
  • 多飲によるお腹の冷え:
    冷たいお水ではなく、常温・季節によってぬるま湯にする
     ※やけど注意!適正体重を目安の水分量を知る
  • 子うさぎの場合:
    体重管理・水分量の管理・腸内バランスを保つ

■多飲によって考えられる病気

  1. 慢性腎不全
  2. 糖尿病
  3. 肝不全
  4. 毛球症・うっ帯
  5. 粘液性腸疾患
  6. 腸性毒血症

突然、倍量くらいの水を飲み始めると要注意!

早急に病院へ行きましょう!

病気や体調不良は、
普段から健康管理・健康診断を定期的に行うと、
防げることが多いです。

愛うさのため飼い主が管理できる部分は、
徹底的に行いましょう!

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