うさぎの痙攣はてんかん?原因や対処法は?死んでしまうの?
うさぎが急にけいれんを起こしたら、とても焦りますよね。
「放っておいても大丈夫なのか?」
「何が原因なのか?」
など、飼い主としてはすぐに知りたくなります。
実は「けいれん」はそのまま放っておくと
命にかかわることがあるのです!
今回の記事では「てんかん発作」を中心にご紹介していきます。
目次
てんかん発作
うさぎのてんかんとはどういうものでしょうか?
まずは、原因や症状について理解していきましょう!
症状について
- 急に震えだす
- 意識がなくなる
- 2~3分ほどでおさまる
原因を知ろう
考えられる主な原因としては
- 寄生虫
- 脳の異常
- 臓器の異常
- 生まれつき
- 不適切な飼育環境
などが挙げられます。
不適切な飼育環境とは、
- 飲み水の交換やトイレのそうじが不十分
- 散歩や日向ぼっこする時間がない
- 科学肥料や殺虫剤など、毒性のある空気環境
などが挙げられます。
飼育環境が乱れているだけでもうさぎは弱ってしまい、
病気を引き起こすきっかけになるので、
飼い主さんは十分注意してあげてくださいね。
どう対処する?
けいれん発作が起こってしまった場合、
飼い主さんで対処することは困難なため、
すぐに獣医さんに連れて行き診てもらいましょう!
一般的な治療法は、
- 薬の処方
- 注射する
などです。
治療の仕方としては、
- 症状を見ながら対応していく
- 治療しながら原因を少しずつ明らかにする
などで、専門の獣医さんでも手探りで対応していくため、
治療には時間がかかります。
命にかかわる?!
前触れなく急に症状が現れることがあります。
この場合、
- 突然発作
- 突然死
なんてことも起こりえるのです。
けいれんがすぐに元に戻り、様子をみようとそのままにしていると
重症化してしまうため、すぐに獣医さんへ受診しましょう!
もっと知ろう!けいれんの原因
てんかん発作には様々な原因があり、
まだ不明な点も多いとされていますが、
その中でも寄生虫によるものが一つとして考えられています。
けいれんが起きた際、獣医さんから「微胞子虫」と
説明を受けることが多いので、詳しく説明していきます!
気を付けるべき寄生虫!
微胞子虫(びほうしちゅう)とは
別名『エンセファリトゾーン感染』と呼びます。
- 動物に寄生する虫
- 臓器に寄生し、元気な時には発症しない
- 口から入ってくる
- 弱っている時に症状が出てくる
症状として
- 麻痺
- 眼の炎症(失明も・・・)
- けいれん
などがあります。
治療方法
事前に発見することが難しいので、
獣医さんにかかっていても確信をもつのが難しいのですが、
寄生虫(微胞子虫)が疑われる場合は
駆虫薬という飲み薬を処方してもらえます。
しかし、微胞子虫が原因だと断言できるわけではないので、
あくまでも可能性として治療していく形になります。
その他の原因
その他の原因として、
- ストレス
- 腸性中毒:
腸内菌が、急に悪さをする。高カロリーなエサの上げ過ぎに注意!
などにもけいれん症状が出ることがあります。
参考動画
うさぎのけいれんの様子をみたことがない飼い主さんに
も参考になりやすい動画です。
手足をバタバタさせるなど、けいれんの様子がよく分かります。
こちらは、足だけがピクピクとけいれんしている様子です。
しばらくするとけいれんがおさまることが分かるので、
参考にしてくださいね。
まとめ
突然死もありえるてんかん発作はとても怖いですよね。
まだ原因不明な点が多いてんかんですが、
しっかり理解しておくことが大事です。
それではまとめていきます!!
■てんかん発作とは
- 急に震えるだす
- 意識がなくなる
- 2~3分ほどでおさまる
- 突然発作
- 突然死が起こりえる
■原因
- 寄生虫(微胞子虫『別名 エンセファリトゾーン感染』)
- 脳の異常
- 臓器の異常
- 生まれつき
- 不適切な飼育環境 →
水の取り換えやトイレ、ストレスのないようにしよう!
などがあるが、原因不明なことが多い。
■対処方法
- 獣医による専門的な治療が必要
- 薬の処方
- 注射する
- 症状を見ながら対応していく
- 治療しながら原因を少しずつ明らかにする
※手探りで対応していくため治療に時間がかかる。
■微胞子虫とは
- 動物に寄生する虫
- 臓器に寄生し、元気な時には発症しない
- 口から入ってくる
- 弱っている時に症状が出てくる
微胞子虫が原因だと確定が難しいため、可能性が考えられる際、
駆除薬の治療となる。
■その他けいれん原因
- ストレス
- 腸性中毒:
腸内菌が、急に悪さをする。高カロリーなエサなどが原因に。
うさぎのけいれんはすぐに元に戻ることが多いため、
様子をみる飼い主さんは少なくありません。
しかし、命にかかわる可能性が高いので、
けいれん発作が見られた場合は、すぐに獣医さんに診てもらってくださいね。
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