ウサギの飼い方.com

市販のうさぎのエサは、バランスよく栄養が含まれています。

ペレットもその一つで、
うさぎを飼っていると１つは家にあるのではないでしょうか？

しかし、そんな栄養満点のペレットを、
ある日を境に全く食べなくなることがあります。

思わず、「もしかして病気！？」と心配してしまいますよね。

今回は、

うさぎがペレットを食べず、野菜しか食べない時の
病気の可能性とその原因について、

お答えしようと思います！

うさぎがペレットを食べない時ってあるの？

一時的にペレットを食べなくなるということは、
どのうさぎにもありえることです。

原因は様々で、健康なのに食べてくれない時もあれば、
体調が悪くて食べない時もあります。

病気ではない時

うさぎが「病気ではない」のにペレットを食べない時は、

• ウンチの大きさ
• 飲む水の量
• ペレット以外の食事の食べる量

をチェックしてみましょう。

これらが普段と変わらなければ、
一時的なものです。

原因

病気ではないのにペレットを食べない原因には、
どんなものがあるのでしょうか。

以下の3つの可能性があります。

①ペレットの味に飽きている

健康なうさぎがペレットを食べず、
野菜だけ食べる時の理由の原因の１つです。

「飽きているかな？」と思ったら、
ペレットをあげない期間を数日作りましょう。

数日後にまた食べ始めることも多々あります。

ペレットは嗜好性が高い食べ物です。

メインの食事ではないので、
あげ過ぎないようにしましょう。

②小さい頃にペレットをほとんど食べていなかった

人間でも同じですが、小さい頃の食べ物の味が、
大人になってからの味覚にも影響します。

③ペレットの味が変わった

製造会社によって味は違いますが、

同じ会社の製品でも、
季節によって原料を変えている可能性もあります。

不安な時は、製造元に問い合わせてみましょう。

病気の時

先ほども紹介しましたが、
うさぎが「病気」でペレットを食べない時は、

などが明らかに普段と違うはずです。

これらに大きな変化が見られたら、
病気の可能性があります。

生命に関わることもあるので、

どう対処していいのか分からない時は、
病院に連れて行きましょう。

原因

では、どんな病気が原因で
ペレットを食べなくなってしまうのでしょうか。

以下の4つの可能性があります。

①胃腸のトラブル

特に、毛の抜ける時期に起きます。

うさぎが毛の手入れする時、
その毛をたくさん飲み込むのが原因です。

②毛玉症

うさぎのうんちが「毛で繋がっている」、
さらに、お腹が「いつもより張っている」などが当てはまれば、

毛玉症も考えられます。

状態が明らかにいつもと違う時は、
病院に連れて行きましょう。

その他、うんちの大きさが

• 小さすぎ
• 少量
• 臭い

などの時も、体調不良が考えられます。

③夏バテ

部屋の温度差があると、
うさぎは体温コントロールがしづらくなります。

ケージはエアコンの真下には置かないようにして、
ケージ内の温度は25℃前後に保ちましょう。

④不正咬合

不正咬合（ふせいこうごう）とは、
簡単にいうと歯並びが悪いことを言います。

うさぎの不正咬合は、餌が食べにくくなる他、
命に関わる問題に発展します。

ペレットはすぐ噛めば食べられる硬さなので、
牧草のようによく噛まないことから起こります。

普段、歯のチェックをしていない場合は、
病院でしっかり診てもらうといいでしょう。

我が家では・・・

「健康なのにペレットを食べない」場合と
「病気でペレットを食べない」の両方がありました。

健康なのに食べない場合

私の場合、ペレットのあげる量が原因でした。

日頃、うさぎはペレットを良く食べていたので、
野菜よりペレットの量が多い時があったのです。

数日後、ペレットを全く食べないようになり、
野菜だけを食べるようになっていました。

その後、ペレットを食べるようになったのは
10日後くらい後のことです。

ペレットを与える量が多すぎて、
しばらく飽きてしまった可能性が高いケースですね。

病気の場合（毛玉症）

ペレットを食べなくなって2日後、
「うんちが小さく」しかも「毛でつながっている」時がありました。

野菜は通常の量を食べていたので、
しばらく様子をみていました。

翌々日には、うんちの大きさが普通の大きさに戻って、
ペレットも以前のように食べていました。

軽い毛玉症か胃腸トラブルがあったケースと思われます。

まとめ

今回は、うさぎがペレットを食べない理由と、
病気との関連性についてご紹介しました。

まとめると、

うさぎがペレットを食べず、野菜しか食べない時は、

• うんちの大きさ、臭い、状態
• 野菜の食べる量
• 水を飲む量
• 部屋の温度

などで、病気が原因かどうか判断する。

日常では、その原因を目で見て判断できることも多いので、
日々うさぎの健康をチェックしてあげましょう！