ウサギに関する知識やお悩みテーマについて、実際の飼い主がお答えします!

うさぎの死因で気をつけるべきなのは?ストレス?高齢による衰弱死?

うさぎも家族同様、「いつまでも元気でいてほしい!!」と
願ってしまいますよね。

最近では、エサの改良化が進み室内飼いが増えたことで、
うさぎの平均寿命が5歳前後から10歳前後と伸びてきました!!

今回は、うさぎの主な死因やその対処法について
ご紹介していきます。

お別れの原因

統計的なデータは出ていませんが、うさぎの病院受診が増えるとともに、
生死にかかわる病気や原因が知られるようになってきました。

獣医さんがよく対応するケースや筆者の経験を基に、
気を付けるべき病気やお別れの原因について説明していきます!!

Sponsored Link

5つの大きな原因

うさぎとのお別れでよく占められる原因として、

  1. ストレス
  2. 老衰
  3. 消化管うっ滞
  4. がん
  5. 骨折

がよく知られる順位となります。※筆者リサーチ

うさぎは5歳を過ぎたあたりから
高齢による機能低下や病気の発生率が高くなります。

現在では、手術や薬治療によって
病気による生存率をアップできるようになりました!!

しかし、うさぎはストレスに弱いため、
ささいな環境の変化にも生死にかかわります。

特に子うさぎの時期にストレスを受けると、
致死率が高くなってしまうのです・・・

それぞれの原因と対処法

ストレスに関しては、
飼育状態や気温の変化などによる環境が主な原因となります。

うさぎが快適に過ごせる気温は20度前後ですが、
急な気温の変化や適切ではない気温管理によりダメージを受け「衰弱」状態に。

飼い主さんが気を付けることで対処できますが、
ささいなことがきっかけになることもあるので、意外と気付かないってことも・・・

病気が原因の場合、原因や対処方法がはっきりしているため、
しっかり理解していきましょう!!

消化管うっ滞

毛球症とも呼ばれています。

うさぎのかかる病気の中でも最も多い病気として知られていますが、
簡単にいうと、

毛づくろいによって飲み込んだ毛がお腹の中にたまる状態

です。

毛のかたまりが出来ることで、お腹にガスがたまり、
他のエサを消化することが出来ず、消化活動が止まるため、

他の臓器障害を引き起こしてしまい生死にかかわる病気なのです。

対処方法としては、主に以下のようなものです。

  • エサを食べない、うんちが出ないなど症状をチェック
  • 牧草(繊維の多いエサ)を与える
  • 予防として換毛期にはグルーミング
  • 薬による治療
  • 開腹手術

実はストレスが原因ともされているため、
飼育環境も見直ししていきましょう!

癌(がん)

特にメスうさぎによる子宮がんが発症しやすく、
年齢とともに悪性化や転移するリスクが増えてきます。 

対処方法としては、主に以下のようなものです。

  • 予防として避妊手術
  • 卵巣、子宮摘出などの手術
  • 点滴や薬の処方

2歳未満の若いうちに避妊手術をすることで予防することができますが、
オスでも肺や生殖器に発症するリスクがあります。

がんが発症しやすくなる5歳以上になったら、
定期的な検査で発見が遅れないよう管理してあげてくださいね。

骨折

骨折は直接死につながる病気ではないですが、
甘くみるのは厳禁なんです。

骨折自体に痛みがあるため、食欲がなくなり衰弱の原因に!!

痛みをケアするため、病院と連携しながら
飼い主さんのサポートが常に求められます。

ケガだからと放置したり気を抜いてしまうと、急変なんてことも・・・。

Sponsored Link

参考動画

うさぎの高齢化は介護が必要になることもしばしば。

こちらの動画では体の機能が弱り、
飼い主さんのケアが必要な高齢うさぎが紹介されています。

是非一度参考にしてくださいね。

まとめ

うさぎとのお別れは想像するだけでも辛いですが、

飼い主さんがしっかり情報を得ることで、
少しでも一緒に長くいることができますよね。

それではまとめていきます!!

■お別れの原因(※筆者リサーチ)

  1. ストレス
  2. 老衰
  3. 消化管うっ滞
  4. がん
  5. 骨折

5歳を過ぎたあたりから高齢による機能低下や病気の発生率が高くなる。


■ストレスへの理解

  • 急な気温の変化や不適切な気温管理による「衰弱」。
  • ささいな原因に気づくのが難しい。
  • ストレスは病気を引き起こすさまざまな原因にもなる。

■消化管うっ滞とは

  • 病気の中でも最も多い(食欲低下やうんちが出ないなど症状があるよ!)。
  • 飲み込んだ毛がお腹の中にたまる。
  • 消化活動が止まる → 他の臓器障害を引き起こす。
  • 予防法:
    牧草(繊維の多いエサ)を与える。
    予防として換毛期にはグルーミング。
  • 治療法:
    薬による治療。
    開腹手術。

■がんを知ろう!

  • メスうさぎによる子宮がんが多い。
  • 5歳をこえると発症率が高くなる。
  • 予防法:
    避妊手術で予防できる ← 2歳までにするのがおすすめ!!
    定期受診で早期発見する。
  • 治療法:
    卵巣、子宮摘出などの手術。
    点滴や薬の処方。

■骨折でも関係あるの?

  • 骨折は直接死にはつながらない
  • 痛みがあるため、食欲低下による衰弱
  • 対処法:
    痛みのケアで食欲を落とさない。
    病院との連携による経過観察。

実際に老衰でお別れする場合、日に日に体が弱り食欲もなくなってきます。

長生きするほど、病気やケガのリスクも高くなるので、
さいごまでどう過ごしたいか、元気なうちから考えてみてくださいね。

Sponsored Link

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Sponsored Link

カテゴリー

Sponsored Link

にほんブログ村 うさぎブログへ