うさぎを仰向けにすると固まったり、気絶してしまう理由とは？
うさぎと一緒に遊ぶ時に、うさぎを何かの拍子で
仰向けにしてしまうことはありませんか？
うさぎは仰向けにすると、
体が固まってしまうことがあります。
それは、姿勢に関係するのでしょうか？
それとも、意図的に動かなくなってしまうのでしょうか？
今回は、うさぎが仰向けになった時に
「固まってしまう理由」と「その時のうさぎの気持ち」について
お答えしようと思います！
うさぎを仰向けにしても大丈夫？
結論から言いますと・・・
うさぎはできるだけ、
仰向けの姿勢にはしないようにしましょう！
では、その理由を次の項目でご紹介します(^o^)
どうして仰向けにすると固まるの？
うさぎの背骨は、人間のように真っ直ぐではなく、
カーブしています。
仰向けにするという事は、そのカーブに反して、
真っ直ぐにしようとする事になるのです。
そのため、うさぎには「仰向けになる」ということは、
「無理な体勢」を意味します。
また、仰向けにすると、
「気絶」や「睡眠」状態に陥ることがあるでしょう。
飼い主さんの中には、睡眠状態になった時に
「気持ちよくて眠ってしまった」と思ってしまう方もいます。
しかし、気持ちいいのではなく、逆に予想外の体勢に、
うさぎの脳が「ビックリ」しすぎて動けなくなると思ってください。
身体検査などで、どうしても仰向けにさせなくてはいけない時は、
「短時間」だけにしましょう！
うさぎはどんな気持ちで仰向けになっているの？
仰向けになっている時、
うさぎはパニック状態になっています。
うさぎは、もともと自分の感情をあまり出さないので、
たとえパニックになっていても黙っていることが多いでしょう。
仰向けの体勢は、内臓が圧迫されるので、
身動きがあまり取れず、
「ボディランゲージで自分の気持ちを表現」することもできません。
通常の体勢ならば、とても怒っている時は
暴れたり、「キーッ」と鳴くこともするのですが、
仰向けでは暴れにくく、鳴くこともできないでしょう。
そのため、うさぎは飼い主さんに、
「この大勢は窮屈だから、早く元の姿勢に戻してほしい！」という気持ちを
抱いている可能性が高いのです。
うさぎは言葉で気持ちを伝えられないので、
その分、飼い主さんが「うさぎの気持ち」に気付いてあげましょう！
我が家のうさぎも仰向けは苦手！
うさぎの歯や爪のチェックをする時に、
膝の上で仰向けにしていました。
仰向けにする時間は、1分もかかっていなかったと思います。
しかし、チェックが終って、うさぎの姿勢を元に戻すと、
すぐケージに「走って」戻ることがほとんどでした。
やはり、うさぎにとっては「窮屈な姿勢」だったのだと思います。
でも、うさぎにとって無理な体勢と分かっていても、
「健康チェック」のために仰向けにする必要・機会はあります。
もし、うさぎが仰向けにした時に暴れるようなことがあれば、
- 少し時間を空ける
- もしくは違う日に再度試す
などしてやるといいですよ(^-^)
参考動画
見た目はめちゃくちゃカワイイのですが・・・！（´ω｀*）
『うさぎのティナを仰向けにひっくり返してみましたが、そのまま動きません・・・』
と投稿者のコメントがあります。
このように、仰向けになって動かない・寝ているうさぎの動画は、
youtubeでもたくさんアップされているのですが、
そのほとんどは、うさぎが勝手に仰向けになって寝ているのではなく、
飼い主が意図的に作り出した状況です。
アップロード者のほとんどは、
仰向けにされた時のうさぎの本当の気持ちを知らないと思われますが、
今回の記事を読んでいただいた方は、
できるだけうさぎの仰向けは避けてあげてくださいね。
まとめ
今回は、うさぎが仰向けになった時に
「動かなくなってしまう理由」と「その時のうさぎの気持ち」について
お答えしましたが、いかがでしたか。
まとめると、
- 内臓に負担がかかる
- 睡眠状態になる
- 気絶状態になる
- 早く元の姿勢に戻してほしい（仰向けは嫌だ）
です。
うさぎは言葉では気持ちを伝えられません。
その分、飼い主さんが
うさぎの気持ちを理解してあげられるといいですね！(^-^)
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