うさぎの爪が抜けた・折れた!出血したり化膿している時の対処法は?
飼い主さんにとって、うさぎの体調変化って、
とても気をつかいますよね。
でも、気を付けているつもりなのに、
手足から出血してしまったり爪が折れちゃったりすると、
慌ててしまうことかと思います。
今回の記事では、筆者の経験を踏まえながら、
「爪に関するトラブル」についてお伝えしていきます!!
目次
うさぎの爪ってどんなの?
そもそもうさぎの手足の爪は、どうなっているのでしょうか?
まずはそれぞれの特徴についてご紹介していきます!
手と足の爪の数!見落とさないで!
うさぎの爪って、普段は毛に隠れて見えにくいですよね。
いざケガをしたときも、どこをケガしたのか慌てず確認できるよう、
しっかり爪の位置や数を把握しておきましょう。
前足と後ろ足がありますが、
前足には5本、後ろ足には4本の爪があります。
うさぎはもともと、走ったりジャンプする時に
しっかり地面をふんばるために進化してきたので、
ケージの中だと驚いたり、はしゃぎすぎて急に勢いづくと、
手足の特徴上、引っかかったりしやすくなっているのです!
どんなことに気をつければいい?
室内飼いだと、ケージの隙間だけではなく、
じゅうたんやカーペットにも爪が引っかかって折れることがあります。
筆者の飼っているうさぎも、
大きい音に驚き、ケージの中で飛びはねた際に、
足の爪がとれ出血してしまったことがありました。
興奮による激しい動きをすると引っかかりやすくなるため、
- 定期的な爪切りをした状態で
- 自分のペースで遊べる時間と安全な場所を作って
ストレス発散させてあげると良いですよ!
爪から出血!!どうすればいいの!?
定期的に爪切りをしているのに、
ケージの中に血がついている時があると、
すごく焦ってしまいますよね!!
急な出血の原因のほとんどは
爪が折れた・抜けたときによるものとなります。
その原因や飼い主さんができる対処法を知ることで、
いざという時にもあわてず対応できるようにしましょう!!
爪が抜ける・折れる原因って?
室内で飼っている場合、2か月に1回は爪切りをおすすめしていますが、
飼い主さんが切ってあげている方も多いはず!
爪を切るとき出血が恐くて、長めにしておいたままだと
爪が折れる原因になってしまいます。
放っといても大丈夫?
出血をした場合、うさぎ自身で舐め、
自然と止血する場合もありますが、
血が出たことに驚き余計に暴れてしまうタイプもいます。
折れた爪を放置すると、
ギザギザな状態の爪でさらに傷ついてしまうことも・・・。
また、根本から取れてしまっていると化膿することもあるので、
かかりつけの病院に相談、受診することをおすすめします。
受診により、残った爪を取り除いてくれたり、
止血や薬の処方をしていただけますよ!
飼い主さんにできること
定期的な爪切りがまず大切ですが、自分で切る場合は
切り残しや爪切りの期間をあけすぎないように意識しましょう!
自分で切るのがどうしても苦手な方は一人でするのではなく、
2人体制でしたり、プロに頼る方法をおすすめします。
出血した場合、うさぎが興奮しないよう、
出血量やそのあとの様子、状態を観察しながら、
折れた(抜けた)爪があれば回収しておきましょう。
実際にケガをしたところは隠そうと警戒しているため、
折れた(抜けた)爪からケガの状態を予測する参考になりますよ!
小麦粉を止血剤の代わりに使う方法もありますが、
筆者の経験上、ケガをした箇所を無理に触ろうとすると
余計に暴れてしまうことがありますので、おすすめしません。
化膿によって手足が腐ってしまうという最悪の事態に繋がる可能性もあるので、
やはり専門の方に診ていただくことが一番です。
飼い主さんに出来ることは、事後対処よりも事前対策になります。
参考動画
実際に周囲に血が飛び散っていなくても、
ひたすら手や足をなめているときはケガによるものの時があります。
全身の毛づくろいとは異なり、
一か所をずっと舐めているのが特徴的です。
こちらの動画では、毛づくろいとは違う様子が
分かるようになっています。
爪切りの最中に暴れて出血するうさぎもいますので、
気を抜かないよう気を付けましょう!
こちらの動画では、一瞬おとなしいですが、
急に暴れる様子もあるので、参考にしてみてくださいね♪
まとめ
今回は急な出血やケガにあわてないよう、
うさぎの爪の特徴、ケガの予防や原因についてご紹介してきました。
それでは、まとめていきます!
■うさぎの爪の特徴
- 前足には5本、後ろ足には4本の爪がある。
- うさぎの手足は地面をしっかりとらえるための構造になっているため、
ケージの隙間やカーペットにひっかかりやすい。
■爪の折れる原因
- 爪の伸びすぎや切り残しにより、折れ(抜け)やすくなる。
- 驚いた時の急な動きや、興奮による激しい動きで
ひっかかりやすくなる。
■対策
- しっかりした定期的な爪切りと、伸びすぎていないかのチェック。
- 定期的なストレスの発散により、突発的な興奮を予防する。
■出血への対処
- うさぎの興奮を落ち着かせ、更にケガをしないようにする。
- 自分で舐めている場合、止血が出来ているか確認する。
- 折れた(とれた)爪の回収をし、ケガの具合を予測する。
- かかりつけ医との連携・受診をする。
飼い主さんに出来ることは、
まずは折れないようにする環境づくりと予防がメインとなります。
出血しても、これ以上興奮させないよう冷静に対処し、
化膿による悪化がないよう専門医との連携を大切にしましょうね!!
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