うさぎの骨折は自然治癒(放置)NG!死亡する場合も・・・!
うさぎの歩き方がおかしい時、
「もしかしたら骨折?」って心配しますよね。
「放っておいても大丈夫?」と
思う飼い主さんもいるかと思いますが、
今回はうさぎが骨折をしてしまった時、どう対応すべきか、
放置した場合のリスクについてご紹介していきます!
うさぎの骨折を知ろう!
そもそもうさぎは骨折しやすいことをご存知でしょうか?
「室内飼いをしているから大丈夫!」と思う飼い主さんも多いですが、
実はうさぎにとって室内飼いでも危険な場所が多くあります。
骨折しやすいポイント
室内飼いでは、
- ケージの隙間
- カーペットにひっかかる
- 急なジャンプ(驚いちゃったとき!!)
- 抱っこのとき(無理やりはやめよう!)
- 飼い主さんによる事故(ドアの隙間にはさんだり…)
- 高齢化(骨がもろくなるのです!)
- 骨が弱い(子うさぎはまだ骨が出来上がっていません…)
のように、意外にもささいなきっかけで
簡単に骨折してしまうのです。
骨折した時の特徴を知ろう
主に手足の骨折が多いですが、
うさぎが骨折をした時の特徴的な動きがあります。
- 足をひきずる
- 動かずケージの隅でじっとしている
- 力を入れないようにかばっている
- 食欲がなくなる
- ペロペロずっと舐めている
など、いつもと違う行動が見られるようになります。
抱っこを嫌がるなど、
触られることを急に拒否するようになったときも、
骨折を隠そうとしている、または痛みで嫌がっている可能性があるので、
優しく状態観察してあげてくださいね。
骨折しちゃった時の対応は?
うさぎの骨折は人間と同じように「固定!」「安静!」が大切となりますが、
状態観察と言いつつ放置しておくと危険な状態になるときがあります。
適切な対応!!
うさぎの骨折が疑われる場合、
獣医さんに診てもらう必要があります!
骨折は内科的な病気と違って、レントゲンですぐに分かるため、
早い段階で適切な治療がしやすいのです!!
- 固定
- 安静
- 薬や注射の処方(痛み止め効果も!!)
- 手術(重度)
など、獣医さんから必要な処置と指示がありますので、
連携を取って看病してあげれば治りも早く、後遺症も最低限におさえられます。
危険な対応!!
うさぎは弱っている状態を隠そうとする動物のため、
「骨折?あまり痛がっていないような・・」などと
確信をもてない飼い主さんも少なくありません。
骨折を放置してしまうと、
- 感染症
- 骨折部位がくさる
- 食欲低下
- 骨折の複雑化や悪化
など、状態は悪くなっていきます。
ケガした部位から感染を起こしたり炎症すると、
最悪「死」にいたるケースもあるのです。
また、骨折したまま動くことによって骨が自身の体につきささったり、
骨折した部位をかばう動きにより他の部位に負担がかかることも・・・。
うさぎの食欲低下は1日2日で生命の危機につながるため、
様子がおかしければすぐに獣医さんへ診てもらうようにしてくださいね。
参考動画
意外にも抱っこのときに骨折するうさぎが多いです。
うさぎが暴れないよう正しい抱っこの仕方を紹介した動画がありますので、
参考にしてくださいね。
前足を不自然にうかした様子が分かる動画です。
まとめ
うさぎの骨折はいつ起きるか分かりませんよね。
元気になれるよう飼い主さんがしっかり対応していきましょう!
それでは、まとめていきます!!
■うさぎの骨折
- ケージの隙間
- カーペットにひっかかる
- 急なジャンプ
- 抱っこのとき
- 飼い主さんによる事故
- 高齢化
- 骨が弱い子うさぎ
■骨折したときの特徴
- 足をひきずる
- 動かずケージの隅でじっとしている
- 力を入れないようにかばっている
- 食欲がなくなる
- ペロペロずっと舐めている
など、いつもと違う様子の時は要注意。
■適切な処置
- 病院受診
- 獣医さんとの連携
■治療
- 固定
- 安静
- 薬や注射の処方(痛み止め効果も!!)
- 手術(重度)
■放置をした場合
- 感染症
- 骨折部位が腐る
- 食欲低下
- 骨折の複雑化や悪化
感染症の悪化や食欲低下は「死」につながる。
骨折は治るのに根気がいりますが、ささいなきっかけで起こりえます。
まずは飼育環境の見直しからすると骨折予防になりますよ♪
この記事へのコメントはありません。