うさぎは多頭飼いできる?ケンカしないの?
「うさぎを飼う人にとって、一人ぼっちだと寂しくないかな?」
「でも多頭飼いって難しそう・・・」
など、多頭飼いについて考えても
なかなかその一歩が踏み出せないって人多いですよね。
今回の記事では、多頭飼いの方法やそのメリット・デメリットについて、
筆者の経験も踏まえながら紹介していきます!!
目次
多頭飼いは必要?メリットとデメリットについて
「うさぎは寂しくなると死んじゃうのではないか」と
心配になる人もいますよね。
小学校や動物園では、多頭飼いが当たり前になっていますので、
本当は一匹だと寂しいのではと思う方もいると思います。
1匹だと寂しくて死んじゃう?
うさぎにも種類がありますが、
基本的に「寂しくて死んじゃう!!」ってことはありません。
飼い主さんが愛情をかけていれば、問題なく生活します。
途中からの多頭飼いでは、
- 「飼い主さんをとられた!!」
- 「なわばりに入られた?」
など感じて、攻撃行動や怪我などに繋がり、
大きなストレスになることがあります。
うさぎにとって、飼い主さんも家族ですので、
無理に仲間をつくる必要はないのです。
やっぱり仲間はいた方がいいの!?
飼い主さんが忙しく、なかなか構ってあげられないなど、
一人ぼっちにさせてしまう時間が長いと心配になりますよね。
もともと、群れで暮らすうさぎもいますので、
多頭飼いはもちろん可能です。
新しい仲間をお迎えすることで、
寂しい思いをさせずにすむことが出来ます。
筆者もお迎えをしたとき、
上下関係による一通りのマウンティングが終わった後は、
非常に良好な関係になり、
常に寄り添うほほえましい生活となりました。
オス同士とメス同士 どっちがいいの?
多頭飼いをするには、
不妊手術をしたオスとメスのペアがおすすめです!
うさぎにはなわばり意識や上下関係、発情期などがあり、
不妊手術をすることで落ち着きやすくなります。
子うさぎが増えすぎて飼えないケースがないよう、
飼い主さんとして責任をもって考えてくださいね。
迎えいれる時の注意点
うさぎは、環境の変化にとても敏感です。
なわばり意識が強く、上下関係があるため、
お迎えするにあたって、ほとんどの場合はケンカが起こりえます。
後ほど詳しくご紹介しますが、
ケンカによる怪我やストレスによる病気が起きないように、
飼い主さんによる管理・環境づくりには注意しましょう!!
オス同士、メス同士のお迎え
オスとオス、メスとメス同士の場合でも、
攻撃行動への対策や子宮関係の病気予防として
不妊手術をすることは重要です。
ペアの組み合わせは、
- 夫婦
- ともだち
- 親子のような師弟関係
など、いろいろなパターンがありますが、
相性がいちばん大切なポイントです!
オス、メスにこだわらず、
今いるうさぎとの相性を優先してお迎えするといいですよ!
ケージは別々?おすすめの環境づくり!!
相性の良し悪しを見る前に、お迎えしたばかりの子も、迎え入れた子も、
急な環境の変化に興奮してしまいがちです。
まずは距離を離し、いきなり一緒にすることは控えましょう。
お迎え時の環境について
ケージはそれぞれに用意してあげ、
まずは匂いからお互いの存在を認識させてあげます。
えさや水の取り合いからのトラブルを避けるためにも、
個々のケージに専用のえさ・水やりを用意します。
初日はケージに布をかぶせ落ち着かせてあげることも方法の一つです。
えさを食べているか、トイレは出ているかなど、
チェックを忘れずにしてくださいね!
慣れてきたら・・・
興奮が落ち着いているようであれば、来たばかりの子はケージにいれたまま、
迎え入れる側はケージから出し、挨拶を待ちます。
鼻をくんくんとくっつけたり、からだを近づけても平気なようであれば
お互いケージから出してあげても大丈夫です。
上に乗っかるなど上下関係を決めるマウンティングはあっても、
激しいケンカでなければ見守るようにしてください。
相性が最悪、どうしたらいいの?
あまりにも強い威嚇、かみつきなどがみられた場合、
マウンティングの域を超えてしまい相性が悪いといえます。
- しばらくはケージごしで様子を見て、布をかける
- 片方だけ開放する
など時間をかけてみるのもいいですね。
筆者の経験でも、1日で仲良くなるペアもいましたが、
1週間ほど追いかけまわすペアもいたりしたため、
お互いの性格次第で差が出ていました。
最終的にはどのペアも仲良くなりましたが、
時間をかけても危険な行動が多い場合には、
- ケージを離す
- 部屋を分ける
など距離をおくことをおすすめします。
相性の悪さはストレスにもなるので、
無理な関係づくりはおすすめしません。
参考動画
今回はお迎え方法について紹介してきましたが、
対面方法や実際にお互いが興味を示していると分かる動画を2つ、
紹介したいと思います!
最初の段階の多頭飼いの環境づくりとして、
分かりやすくイメージできたのではないでしょうか♪
まとめ
ここまで、うさぎの多頭飼いのメリット・デメリット、
迎え入れ方などについてご紹介しました。
では、まとめていきましょう!
■多頭飼いの必要性
- うさぎは飼い主との良好な関係ができていれば、
1匹だと寂しくて死んでしまうということはない。 - 仲間ができれば、よりリラックスした生活を送ることもできる。
■ペアのつくりかた
- 基本的にはオスとメスがおすすめ。
- オス同士、メス同士、年が離れていても不妊手術など必要な対策を行う。
- 最終的には相性による。
■環境づくり
- ケージは別々のものを用意する。
- まずは匂いから慣れ、お互いの存在を認識してもらう。
- 激しい威嚇やケンカが続くようであれば、無理をせず離して飼う。
多頭飼いは上手くいけば可愛さ2倍、
飼い主さんが忙しくて構ってあげられなくても安心して過ごしてもらえますよね♪
でも実際、相性がどうしても合わないペアもいますので、
不安な方は、
ペットショップで最初から一緒のケージに入れられているペアを
お迎えすることをおすすめします!
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