うさぎを賃貸アパートやマンションで飼う場合の注意点は?
うさぎって鳴かないし外の散歩もいらないし、
犬や猫より気軽に飼えるって思いますよね。
でも、いざ飼ってみると、
動物独特のにおいや音に気をつかう場面が出てきます。
ここでは、賃貸で飼う場合の注意点や対策について
まとめていきます!!
目次
賃貸でも飼っていいの?
そもそもうさぎは賃貸でも飼えるのかどうか、
意外と賃貸条件には書かれていないことが多いです。
うさぎにとって、持ち家と賃貸で
どういった違いがあるのかについてもご紹介します!
持ち家との違い
持ち家と賃貸では、うさぎにとっても違いが出てきます。
持ち家の場合、引っ越しがある賃貸とは違って環境の変化が少なく、
匂いも変化しにくいため、ストレスが少なくなります。
賃貸では、隣や上下にも住人が住んでいるため、
家族以外の音にもさらされやすく、
聞きなれない音に対して負担になる傾向があります。
賃貸で飼いたい場合
うさぎを飼うために持ち家を持つというのは大変ですよね。
もちろん賃貸でも環境づくりに気をつければ
ストレスを減らすことが出来ます!
しかし実際には、「ペット可」と明記されていても、
うさぎは対象外と言われてしまう物件が少なくありません。
特に木造・新築の場合、
「うさぎ=かじられる」といったイメージを持たれているため、
犬や猫はOKでも、うさぎというだけでしぶる物件も・・・。
電話での問い合わせでは先に断られてしまうことが多いので、
実際に物件を見に行き、
「冷やかしではなく本気で住みたい!」と
思っている誠意をみせると、
ペット不可な場合でも営業の方が
オーナーさんにかけあってくれることがあります。
是非試してみてくださいね!
うさぎ禁止!!どうしたらいいの
『ペット可』だからとうさぎを飼ったあとに、『犬猫のみ』と知らされた、
「鳴かないし大丈夫かなとつい飼ってしまった!」なんてこともあるかと思います。
ペナルティはあるの?
飼ってしまってからは後には戻れません。
だからといって、こっそり飼ってバレてしまった時、
ペナルティはあるのでしょうか?
厳しいオーナーさんだと、退去命令が出されることがあります。
契約書に違約金などの項目がなければ、
ほとんどの場合通常の退去時と同じように、部屋のチェックが入ります。
日常生活でつく傷や汚れはカウントされませんが、
うさぎによる損傷やにおいの指摘をされた場合、
修理費やクリーニングの費用は負担しなければならない時があるので、
うさぎを飼う際には、事前の確認をおすすめします。
どうしてバレるの?
鳴かないし外にも散歩に行く機会がないのに、
うさぎを飼っていると分かってしまう時があります。
主に、ゴミや定期点検がきっかけになります。
うさぎのフンやおしっこって、毎日交換していても、
ゴミ自体からは独特のにおいがあり、
また、フンが透けて見えるなど、ゴミ出し時に気づかれてしまいます。
室内に入るガス点検や、ベランダ、廊下などの掃除時に
窓からうさぎが見えてしまうことも多くはないですが、可能性があります。
対策としては、トイレ掃除は透けないゴミ袋を使用し、
毛の生え代わり時期にも、外に飛んでいかないようこまめな手入れが大切です。
賃貸で飼う時のマナーって!?
うさぎ可のケースでも、
部屋が上下左右に密接した賃貸ではマナーが求められます。
ここではマナーについて、
主に「音」を中心にまとめていきます!!
ケージはどこに置くべき?
持ち家では、ケージごと庭に持っていっての日向ぼっこや、
部屋を散歩させることも比較的簡単にしやすいですが、
賃貸では簡単にはいきません。
陽が入る窓には洗濯物スペースとして使ってしまいやすいので、
一定の時間陽が当たるリビングがおすすめです!!
賃貸では絶対に床や柱をかじられないように、
散歩用のスペースにはマットと囲いを用意できるようにしておきましょう。
防音対策は必要なの?
鳴かないから静かと思われるうさぎでも、
意外と響くのが「足ダン」です。
人間では分からない隣人の生活音でも
うさぎにとってはストレスになります。
そのストレスを飼い主に訴えるかのように
足をダンダンっと踏み鳴らす「足ダン」への対策が必要です。
ケージは壁から離し、音が下の部屋に響かないようカーペットに
防音マットを敷き詰めるといいですよ!
冬には防寒対策にもなるので2つのメリットとなります。
参考動画
ここまで、いかがでしたか?
防音対策も大切ですが、
散歩部屋にコード等があればその対策も必要になります。
実際に対策している様子や、
どういったところがカジカジの被害になるのか、
分かりやすく紹介されている動画がありますので、
参考にしてみてくださいね!
少し狭いですが、賃貸の場合はサークルケージを利用して
散歩空間を限定するのも方法の一つですよ♪
さいごに
今回は、賃貸でもうさぎは飼うことが出来るのか、
飼ってもいいのか、その対策やマナーについてご紹介しました。
では、その内容をまとめていきたいと思います!!
■賃貸でも飼える場合
- 「ペット可」でもうさぎは対象外になっていることがある。
- 契約する意向を見せるとオーナーさんに不動産が交渉してくれる時がある。
■うさぎ禁止で隠れて飼うと・・・
- ゴミや毛がベランダに飛ぶことで周りにきづかれやすい。
- 退去時はクリーニング代を請求されることがある。
■賃貸での飼い方・マナー
- うさぎの日光浴ができるケージの置き場を考える。
- 散歩時は傷がつかないように、マットと囲いを用意する。
- 隣や下の階の住人への防音対策を行う。
うさぎを飼う人は増えてきましたが、
オーナーさんの中には
「うさぎ=とにかくかじる」という
イメージしかない人も多いのが実情です。
そこで『傷がつかないようにどういった対策をするのか』も
合わせて誠意を伝えれば、
ペット不可でも受け入れてくれることがありました。
こっそりではなく、堂々と暮らせるよう、
あきらめないでくださいね!
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