ウサギに関する知識やお悩みテーマについて、実際の飼い主がお答えします!

うさぎの毛並みが悪いのは要注意!毛並みを良くするには?

「あれっ?いつもと毛並みが違う!」

触り心地の良いうさぎの毛並みですが、
突然毛並みが悪くなると、心配になりますよね。

今回は、うさぎの毛並みが悪い時の原因や対処法について
ご紹介します!

毛並みが悪くなる原因

うさぎの毛並みが悪くなっている原因には、
以下のようなものがあります。

  1. 皮膚疾患によるもの
    (毛がバサバサしている・毛艶がない・フケが出ている)
  2. 食事内容に偏りがある
  3. 換毛期による生え変わり
  4. 幼年期~青年期への毛の生え変わり

上記で当てはまる理由はあったでしょうか?

それぞれの原因について、ここから詳しくご紹介します!

Sponsored Link

1.皮膚病

「毛並みに皮膚の状態が関係あるの?」
と思いますよね。

うさぎの皮膚は、密度の高い毛で覆って守っている程、
デリケートな皮膚です。

ダニ・ノミ類による皮膚病によって、
毛並みがバサバサになったり、艶がなくなりフケが見られるようになります。

これは珍しいことではありません。

また、痒みによって脱毛を引き起こすこともあります。

2.食事内容に偏りがある

栄養バランスが崩れていることにより、
毛並みが悪くなることがあります。

3.換毛期による生え変わり

換毛期により、毛並み(所々模様のように)に
段差が出来ることで、毛並みが悪くなります。

4.幼年期~青年期への毛の生え変わり

幼年期のフワッフワッとした毛並みから
青年期への毛の生え変わりによるもの。

うさぎの毛並みへの対処・対策

毛並みが悪い場合の対処法としては、どうすれば良いのでしょうか。

1~4の原因の対処法について、
それぞれ詳しく見ていきましょう!

Sponsored Link

1.皮膚疾患によるもの

皮膚病が疑われる場合は、
獣医師による処置が必要になります。

具体例としては、

  • ケージや室内を清潔に保つ
  • 同居動物が原因の皮膚病であれば、良くなるまで部屋を別にする

などです。

2.食事内容に偏りがある

上記で皮膚病に当てはまる点がない場合の毛並みが悪い原因としては、
「栄養バランス」の問題が考えられます。

牧草やペレット、うさぎのライフステージによって
栄養バランスを考えた食事内容にすることが、毛並みを保つ秘訣にもなります。

3.換毛期による生え変わり

換毛期に毛並みが悪くなることもあります。

この場合、毛並みが悪いというよりか、
「まだらな毛並みになる」という感じです。

換毛期が終わる頃にはだいたい落ち着いてきます。

ちなみに、うさぎの換毛期は1年に2回あります。

  • 春の換毛期(3~5月)
  • 秋の換毛期(9~10月)

4.幼年期~青年期への毛の生え変わり

幼年期(ベビーファー)と呼ばれる本当にフワッフワッとした毛から、
少しづつ大人の毛に生え変わります。

この頃になると、ベビーファーと大人の毛並みはだいぶ違うので、
「触り心地が違う!」とすぐ気がつく方も多いと思います。

幼年期~大人に向けての大切な成長の一部なので、
毛並みの悪さという意味での心配はありません。

毛並みを良くするには?

ここまでご紹介した上記の1~4とは別に、
毛並みを良くするのに最も大事なことがあります。

それは、こまめなブラッシングを心がけること!

「毎日しなくてもいい」という方もいらっしゃいますが、

スキンシップ・マッサージの効果もあるので
毎日少しの時間だけでもブラッシングしましょう。

ただ、ブラシを嫌がる子もたくさんいるかと思います。

この場合は少し手を濡らして、撫でるように
毛を集めればブラッシング効果もあります。

スキンシップとしてたくさん撫でていると
自然と毛がツヤツヤになっていたりします。

うさぎの毛並みを綺麗なまま保つ努力は、
私たち飼い主にかかっているのです!

まとめ

今回は、うさぎの毛並みが悪くなる原因と対処法について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

まとめると、以下のようになります。

■毛並みが悪くなる原因と対処法

  • 皮膚疾患によるもの:
    室内やケージを清潔に保つ、治るまで他の動物と一緒にしない、など
  • 食事内容に偏りがある:
    牧草やペレットを見直す(栄養バランス重視で偏りを無くす)
  • 換毛期による生え変わり:
    換毛期は春と秋にある。健康上問題はない。
  • 幼年期~大人になるための生え変わり:
    換毛期と同じく、健康上問題はない。

■毛並みを良くするのに最も重要なこと

  • こまめなブラッシング(少しでも良いので毎日が理想)
  • ブラシが苦手な場合は、手を濡らして撫でるように毛を集める

幼少期の「ベビーファー」は、フワフワしていて
本当にかわいいですよね!

赤ちゃんから少しづつ大人になる大切な成長の過程です。
名残惜しい方はたくさん触っておきましょう!

でも、大人になってからもよく撫でたり、
ブラッシングしたりして、毛並みをキレイに保ってあげてくださいね♪

Sponsored Link

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Sponsored Link

カテゴリー

Sponsored Link

にほんブログ村 うさぎブログへ