うさぎって懐くの?懐くまでの期間やベタ慣れさせる方法は?
うさぎを飼っていると、甘えられたり逃げられたり、
感情表現がころころ変わることってありますよね。
でもそれが、懐いているのか嫌われているのか、
不安になる人もいるかと思います。
特に、まだ飼い始めたばかりの人だと、
距離感やうさぎの気持ちが分からず、焦ってしまう方も多いと思います。
今回は、うさぎのしぐさで分かる懐き方や懐かせ方について
ご紹介していきます!
目次
うさぎって懐くの?
結論から言いますと、うさぎは懐きます!!
犬や猫のように、鳴き声こそ出すことは珍しいうさぎですが、
感情表現はとても豊かです。
まずは、しぐさや種類(品種)によって差がでるのか、
お伝えしていきます。
しぐさで分かる!
うさぎが懐いたときに見せる行動には
主に「耳」「口」「鼻」を使ったり、
身体全体で気持ちを伝えたりしてくれます。
- 手をなめる
- 耳をおろす
- 鼻でつんつんする
- 自分から撫でられにくる
- 足をのばす
など、主に5つのパターンがあります。
「手をなめる(1)」のは、
他の動物が見せる毛づくろいと似ており、
信頼している相手や仲間への
コミュニケーションとして舐めてくれるのです。
うさぎは警戒しているときは、
耳を立て、音に集中できるようにしています。
また、足に関しても同じで、
すぐに走って逃げられるよう、ほとんど寝ません。
つまり「耳をおろす(2)」や「足をのばす(5)」
=リラックスしてくれているといえるのです♪
新しいものや人に対して「鼻でつんつんする場合(3)」は、
興味を示している行動ですが、
ニオイになれている飼い主さんにする場合は、
「甘えている」ととらえられます。
そのため、鼻でつんつんしたり、
自分から飼い主さんの手の下に頭を入れて「撫で」を求めるしぐさは、
飼い主さんに対して
懐いている時にみせる分かりやすい行動といえます!!
あごの下のニオイをつけてきたり、飼い主さんを追いかける行動は、
「自分のもの!」=「格下」として臭いづけしていたり、
縄張り争いによるものもあるため、
一概に懐いている行動とは言いにくいのです・・・。
種類(品種)で変わる?
飼い主さんの接し方次第で懐き方は変わってきますが、
本来のうさぎの個性や種類でも懐き具合は変わってきます。
筆者も多頭飼いの際、同じように接しても
懐き方はそれぞれ違っており、性格や個体差を実感しました。
ロップイヤーやミニレッキスなどは、
もともと穏やかな品種とされています。
ネザーランドドワーフももちろん大人しいうさぎですが、
経験上好奇心旺盛で、走り回るのが好きなうさぎが多かったです!
ベタ慣れさせたい!!
エサやりや掃除など世話をしていると、
多少の飼い主に対する「慣れ」は出てきます。
しかし!
飼い主さんとしてはもっともっとベタ慣れさせたいですよね。
個体差があるのは仕方ありませんが、
少しでも今より仲良くなる方法や実際のケースを紹介します。
懐くまでの期間っていつまで?
子うさぎからお迎えしている場合、
無理に距離をつめようとしなくても、
子うさぎは興味が強いため、
うさぎの方から近づいてきてくれます。
触れるようになるまでの目安としては、
お迎えしてから4日~7日間!
うさぎから飼い主さんに「撫でて♪」と
お願いするようになるまでには、1か月程度はかかります。
うさぎの反応を見ながら、接してくださいね♪
上手な距離感
「早く仲良くなりたい」と焦ると『敵』になってしまいます!!
「追いかけられる=食べられる」と本能的に警戒してしまうため、
慣れてないうちは、飼い主さんからはなるべく動かないように接しましょう。
たとえば、掃除やエサなどの世話は短い時間で終わらせ、
うさぎがびっくりしている間はいったん落ち着くまで離れる。
落ち着いている時に、ニオイに慣れてもらうため、
同じ空間にはいるけど、こちらからは追いかけないように!
うさぎからニオイをかぎに来てくれた時に、
飼い主さんからは話しかける程度にするなど、上手な距離感が必要です。
近くで落ち着いてくれれば、徐々に触る、エサを近くで与えるなど、
少しずつ慣れてもらえるようにしていくことがポイントです!!
うさぎは慣れてくれれば飼い主さんを大好きになってくれますので、
最初の距離感を大切にしてくださいね。
途中飼いからでも大丈夫!
子うさぎから飼う時と違って、大きくなってから迎え入れると、
慣れてくれても、ベタ慣れが難しいケースがあります。
今までの人との関わりが少ないと、
触る、抱っこする、などがなかなか出来ず、
それどころか噛む、足ダンするなど
警戒されることもあるのではないでしょうか。
途中飼いからだと、子うさぎの時より
時間がずっとかかることを飼い主さんが覚悟・受け入れることが大切です!
筆者も1歳になったうさぎを迎え入れた時、
エサすら食べてもらえない時がありました・・・。
基本の「慣れてもらう」を1年かけ距離を少しずつ詰め、
最終的には名前を呼べばダッシュで来てくれる、
頭をなでると耳を垂れリラックスしてくれるようになりました。
この時、どうしても胴体に触れると「ビクッ」と怖がる様子が見られたため、
無理せず頭をなでるだけにしました。
大きくなったうさぎだと、飼い主さんのもとに来るまでに
色々なことを経験してきたことが考えられるため、
途中飼いの場合は、うさぎのペースで待ってあげてくださいね。
参考動画
こちらの動画では、うさぎから撫でてほしいときにするしぐさが
分かりやすく紹介されているので、参考にしてみてくださいね。
こちらの動画では、まだ慣れていないので、
うさぎの様子をみながら世話をして、
自然に触れ合う時間を作っている様子が
よく分かるものになっていますよ♪
まとめ
今回の記事では、懐いていると分かるしぐさや行動、
懐くまでの距離感や方法についてご紹介してきました。
それでは、まとめていきます!
■懐いている時の仕草
- 手をなめる
- 耳をおろす
- 鼻でつんつんする
- 自分から撫でられにくる
- 足をのばす
■ベタ慣れするまでの期間
- お迎えが子うさぎのころであるほど早い
- 触れるようになるまでに、お迎えしてから4日~7日間!
- うさぎから飼い主さんに「撫でて♪」と来るまでは1か月ほど。
- 途中飼いだと、今までの経験に大きく影響される。
■ベタ慣れしてくれるまでの方法・コツ
- スキンシップの距離感を大切にする。
- うさぎから来てくれるのを待つ。
- 世話をしながらなど、反応をみる。
- 無理強いしない。
うさぎは警戒を解いてくれれば、
遊んでいくうちにどんどん懐いてくれます。
飼い主さんのペースではなく、うさぎのペースを優先して
一緒にいる時間を作ってあげてくださいね♪
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