うさぎがうんちをしないのは危険!?原因や対策は?
うさぎが、昼間うんちをしないことはありませんか?
もし、うんちがでていなかったら、
心配になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
一概に、うんちをしないこと全てが
病気につながるとは言えません。
しかし、やはり病気になっている可能性もあります。
そこで今回は、うさぎが
うんちをしない時の原因と対策、そして病気だった場合の問題、
についてお答えしようと思います!
うさぎが日中うんちをしない事ってあるの?
結論から言いますと、
うさぎが日中うんちをしない事は、ありえます!
特に原因がなくとも、そのうさぎの体質で、
日中うんちを出さない場合もあります。
通常のうんちの形
通常、うさぎのウンチは、小さい円形をしています。
硬さは、柔らかすぎもせず、硬すぎもしません。
ただし、うんちの状態によっては、
体のどこかに異常があるかもしれません。
もし、うんちの形状が
- 極端に柔らかい
- 細長い
- 毛でつながっている
- 小さすぎる
などしている時は、
体の調子が良くない可能性があります。
日中、うんちをしない原因って何だろう?
原因は、日頃のうさぎの食生活から判断できることもあります。
しかし、原因が分からない時は、
早めに病院へ連れて行くのをおすすめします。
それでは、病気か、病気でないかについて、
「うんちをしない原因」を参考にしながら考えてみましょう!
1.異物を食べた
プラスティックなど消化のできないものを食べると、
いつまでも腸にその異物が残ってしまう可能性があります。
2.毛をたくさん飲み込んだ
毛が抜ける時期、うさぎはグルーミングをします。
その際、舐めた毛をたくさん飲み込むと、
腸にたまって排泄されないことがあります。
3.ストレス
騒音、寒暖の差が激しい、環境が変わった、
などで体調を崩すことがあります。
4.栄養バランスの偏り
食物繊維不足や炭水化物のあげすぎが影響しているでしょう。
5.歯の伸び過ぎ
食べ物を食べることができなくなるので、
うんちも出にくくなります。
うんちをしないと病気になるの?対策は?
ここでは、上記であげた「原因」が病気と関連しているかをあげてみましょう。
※上記の1~5の項目に合わせて、説明します。
1.脂肪肝・腸閉塞
胃腸から栄養を吸収できないため、代わりに肝臓が栄養を集めようとします。
飲み込んだ異物の大きさによっては、
うさぎ自身で排泄するのが難しいこともあります。
その際は、できるだけ早めに病院へ連れて行きましょう。
2.毛球症・腸閉塞
飲み込んだ毛の量が多ければ多いほど、
胃腸にたまった毛が消化器官の動きを邪魔してしまいます。
食欲も低下している時は、
すぐ病院で診察を受けるのをおすすめします。
3・4.うっ滞
寒い時は、ケージに毛布をかけてあげたり、
ペット用ヒーターでケージ内を温めてあげましょう。
暑い時は風通しをよくしてあげると良いですよ!
また、食べ物の栄養バランス偏っていると、
腸の動きを悪くなることもあります。
できるだけ「牧草、ペレット、野菜、水をメインの食事」にあげましょう!
ウサギ用のクッキーなどはあくまでも補助食として上げて下さい。
5.不正咬合・脱水症状
まず、歯が伸びすぎていないかチェックしてみてください。
不正咬合はひどくなると、
うさぎは食べ物を食べなくなってしまいます。
それが続くと、脱水症状になり命の危険にもつながります。
すぐ獣医さんに診てもらいましょう。
まとめ
今回は、「うさぎが(日中)うんちをしない原因と対策」について
お答えしましたが、いかがでしたか。
うんちをしない時の原因とその病気についてまとめると、
- 異物を食べた (脂肪肝・腸閉塞)
- 毛をたくさん飲み込んだ(毛球症・腸閉塞)
- ストレス (うっ滞)
- 栄養バランスの偏り (うっ滞)
- 歯の伸び過ぎ (不正咬合・脱水症状)
となります。
うんちの状態で「健康状態」を知ることもできます。
また、うさぎによっては、日中うんちをあまりしないうさぎもいます。
そのため日々の、うんちの観察は欠かさず行いましょう!
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