【うさぎの出産の知識】何匹生まれるの?時期はいつごろ?
「うさぎの赤ちゃんは何匹生まれる?」
「時期はいつごろなんだろう?」
今回は、これらの疑問についてご紹介いたします!
目次
うさぎの出産・生まれる数
生まれる頭数の平均は3~6羽です。
最低では1匹、多い場合は10羽を超えることもあります!
関連記事:うさぎの数え方の由来・理由とは?なぜ「1羽、2羽…」なの?
生まれる頭数には理由がある
大体、母うさぎのお乳の数(平均6つ)の分、
生まれると考えられています。
うさぎは交尾をすると排卵が起こります。
交尾を数回することにより、
生まれてくる頭数が多い場合があります。
うさぎの発情期間
メスうさぎは、生後4ヵ月~6ヵ月ごろから妊娠・出産可能です。
1年中交尾が可能と言われていますが、
正確には2週間の発情期間があり、
2~4日お休みというのが1年のサイクルになります。
理想の出産時期は?
人間が交配させる場合、うさぎの出産時期に
適している季節を逆算し、交配させましょう。
出産に適している時期は、春または秋です。
出産時期の理由
出産が春or秋頃が適している理由として
ことが重要です。
母体に負担をかけず、出産しても
赤ちゃんうさぎの体温を保ちやすい季節だからです。
交配を検討している方は、
なるべくうさぎの出産時期を逆算しましょう!
自然界でも春or秋に出産ラッシュを迎えることがあるのも、
うさぎが子孫を多く残すための理由があると言えるでしょう。
うさぎの妊娠期間は・・・?
ウサギの妊娠期間は30~35日です。
つまり、たとえば春や秋の終わり頃に交尾させようとすると、
夏や冬の大変な時期に生まれてしまうので、注意が必要です。
ここまでで、うさぎに適切な妊娠時期、
出産時期をご紹介しました。
ここからは参考として、
妊娠・出産の知識がない場合に起こる事件をご紹介します!
うさぎの妊娠・出産知識がなかった・・・
うさぎの妊娠・出産知識がなく起こる悲しい現実があるので、
注意も含めうさぎの出産知識としてご紹介いたします。
- 小さい頃からオス同士だと思って同じケージで飼っていたら、
「ある日突然、出産していた」 - オス・メスを飼育しているが、
交尾に気付かず「いつの間にか出産していた」
上記の理由で起こる「突然の出産」。
これは準備不足で赤ちゃんを死なせてしまう理由になります。
うさぎの成長(成熟期)は考えているより早いので、
ケージは頭数分用意する必要があります。
繁殖させない場合は、早いうちにオス・メスを
一緒にさせないようにケージを分けましょう!
また、うさぎの性別の判断は小さい頃は難しく、
間違っている場合もあります。
さらに、テリトリー争いになり、怪我をすることもあるので、
同じ性別であってもケージを分けて飼育することが重要です!
うさぎの出産が突然起こるのは、
飼い主の注意不足・管理不足だと言えるでしょう。
生まれた後のことを考えておこう!
- 自ら飼育する場合、頭数分のケージを用意する
- 里親に出す場合は早めに探すこと
出産後をしっかり考えて、
うさぎが安心する環境作りをしてあげましょう!
人間の場合、親にとっては
ずっと「我が子」であるという意識がありますよね。
でも、うさぎの場合、子うさぎが大きくなるにつれて、
母うさぎが持つそういった意識は薄れていきます。
したがって、親子だからといって、
いつまでも仲良くしていられるとは限らないのです。
里親が見つからない・見つかったがキャンセルになった場合などは、
自ら飼育することになります。
テリトリー意識が強いうさぎを多頭飼いする場合も、
それぞれに配慮した環境にしなければなりません。
うさぎの出産後について、これらの問題は非常に重要なことなので、
予めよく考えておきましょう!
まとめ
それではさいごにまとめていきましょう!
- 春 or 秋が出産に適している。
(寒暖差が少なく母うさぎ子うさぎへの負担が少ない) - 1羽~10羽以上生まれる(平均3~6羽)。
子うさぎの数は複数回の交尾によって多くなる場合がある
■突然の出産を避ける大切な知識
- 必ず、うさぎの頭数分ケージを用意する
- 性別の判断は間違っている場合もあるので、
ある程度の月齢になったら再確認をする(病院で判別してもらうと確実) - 繁殖の予定がなければ、オス・メスを一緒に遊ばせない
■出産後の予定をしっかり考えておく
- 子うさぎを飼育する場合は、頭数分ケージの用意
- 里親に出す場合は、早めに探しておく
- 奇形や障害をもって生まれる場合もあることをしっかり認識する
「無事に妊娠、無事出産。子うさぎも順調に成長する・・・。」
これは当たり前のことではありません。
繁殖力は高いうさぎですが、
子育て上手というわけでもないのです。
安心した環境での妊娠・出産・子育てが出来るように、
飼い主がしっかりとした知識を持って、サポートしてあげましょう!
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