うさぎのうっ滞の治療方法は?費用や薬は?
「あれ元気がないな?」
なぜか急に元気がなくなったり、
動かなくなったり、うんちが少なかったり…
そんなうさぎはもしかしたら
「うっ滞」になっている可能性があります( ゚Д゚)
そもそも、うっ滞とはどんな病気なのでしょうか。
また、治療方法や費用、薬についても気になりますよね。
今回は、そんなうっ滞に関する様々な情報を
お届けしたいと思います(^O^)
うさぎのうっ滞の症状
治療方法や費用の前に、
簡単にうっ滞の症状と原因に触れておきます。
うっ滞とは、胃や腸などの消化器官の低下のことです。
症状は下記のようなものがあります。
- 食欲がなくなる
- 水を飲む量が減る
- おしっこの量が少なく、うんちが小さい
- 体温の低下
- 丸まって動かなくなる(かなり悪化した状態)
うさぎは体調が悪くても元気なふりをしますので、
あまりうっ滞がひどくない場合は、
いつも通り動き回ります。
うっ滞の原因
原因は沢山ありますが、これらのようなことが考えられます。
- 他の何らかの病気から
- ストレス
- 歯のトラブル
- 胃や腸が毛玉で詰まっている
なかなか見た目ではわかりにくいのですが、
いつもと違う様子の場合は、すぐ病院へ行きましょう!
■うさぎのうっ滞の原因や症状について詳しく知りたい方はコチラ!
→ うさぎのうっ滞とは?原因・症状は?
うさぎのうっ滞の治療法
「うさぎがうっ滞になったかも…」
そんな時、お家で出来ることは何なのか?
病院でやってもらう正しい治療方法は?
ここからは、そんな疑問にお答えします!
お家で出来る治療
- 体温が下がっている場合は温めてあげる
- ガスが溜まっていなかったら、腸から胃の方向へマッサージ
- お湯でふやかしたペレットをシリンジであげる
- 食物繊維の多い牧草をたっぷり食べさせる
温める目安は、耳が温かくなるまでです(^O^)
胃が膨らんでいる時に、マッサージやご飯を与えるのは
逆効果なので、注意してくださいね(´・ω・`)
もちろん、症状が重そうだったり、不安が大きい時は、
病院に行くことが重要です。
病院で行う治療
- シサプライドやメトクロプラミドという注射を打ってもらう
- 栄養不足や脱水症状の場合は点滴をしてもらう
- 薬で変化がない場合は手術を行う
この注射は胃腸の機能を良くする注射です。
ヤブ医者の場合は、違う注射を打ったりする場合があります。
しっかりとどんな治療をしたのか、
先生に確認しましょうね(^^)
うっ滞の治療費用と薬
うっ滞の治療費や薬はどういったものなのか
ご紹介していきますね(*´ω`)
治療費用
- 診察料金:800円(時間外の場合は3000円)
- うんちの検査:2000円
- 注射:1500円
- 点滴:1500円
病院によって多少の誤差がありますが、
平均の治療額になります!
薬
少し難しく感じるかもしれませんが、薬についても
飼い主として知っておくと良いでしょう。
- ガスが溜まって痛みがある場合はシメチコン
- 毛の塊を柔らかくする青パパイヤのサプリメント
- 食欲を増進させるペリアクチン
- 抗生物質のメトロニダゾール
- うっ滞に良くかかるうさぎにはプリンペラン
- 消化器官の滑りを良くするラキサトーン、ペトロモルト
専門的な知識がないままわからず与えてしまうと、
逆に悪化することもあります。
必ずしっかりどんな薬かを把握して、正しい薬をあげましょうね( ゚Д゚)
まとめ
今回は、うさぎのうっ滞の治療方法や費用・薬について
ご紹介しましたが、いかかでしたか?
聞き慣れない言葉ばかりですが、
しっかり調べて正しく与えればうさぎも元気になります!
今回のまとめはこちらです(^^)
- 体温の保温をしてあげる
- ガスが溜まっていなかったら、腸から胃の方向へマッサージ
- お湯でふやかしたペレットをシリンジであげる
- 食物繊維の多い牧草をたっぷり食べさせる
出来ることは最大限に行い、
少しでも痛みを和らげる事が重要!
分からない時、不安な時はすぐ病院へ!
【病院で行う治療】
- シサプライドやメトクロプラミドという消化器官の
働きを良くする注射を打ってもらう - うさぎが栄養不足や脱水症状の場合は点滴をしてもらう
- 薬で変化がない場合は手術を行う
- 何の治療をしたか、どんな点滴をしたか先生に確認する
間違った治療法が1番の悪化の原因となるので、
飼い主としても、正しい知識をしっかり把握しておく。
【治療費】
全ての治療を行うと10000円近くかかる。
治療費が結構かかってしまうので、
少し多めに用意する。
正しい治療法、うっ滞に合った薬を選ぶ(選んでもらう)ことが
1番早く治る近道になりますので、
飼い主さんも、うっ滞の治療や薬を前もって知っておきましょう!
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