うさぎがコタツの中に…入ったままでも大丈夫なの?
冬になると「コタツ」から
なかなか出てこれなくなってしまいませんか?
実はうさぎもこたつがとっても大好きなんです。
コタツの中でくつろぐ姿は微笑ましいものですが、
こたつはうさぎにとって危険もいっぱい!!
今回の記事では、コタツの危険と付き合い方について
ご紹介していきます。
目次
どうしてコタツが好きなの?
人間もコタツからなかなか出てこれなくなりますが、
うさぎにコタツ好きが多いのは、
実は暖かいとは別の理由があるからなんです。
飼いうさぎのルーツは、
穴を拠点として生活するアナウサギにあります。
そのため、『暗くて囲まれた空間=穴を連想させるコタツ』は、
本能として潜りたくなっちゃうものです。
やわらかい布団をホリホリするのはストレス発散にもなるので、
「安心」「遊び」がうさぎのコタツ好きに結びつくのです!!
コタツの危険!?
コタツの中でリラックスした様子はとても可愛いですが、
いつまでもそれを許してしまうと、デメリットが生じてきます。
ここでは、リスクとその対策について紹介します。
放っておいても大丈夫?うさぎの勘違い
長時間コタツの中にいると、
うさぎの生活習慣に影響が出てきます。
まず、長居するほど、
コタツの中をなわばりと勘違いしてしまうため、
おしっこをかけるマウンティングをし始めます。
筆者の経験では、時間制限しての使用でしたが、
まだ子ウサギだとトイレの場所に戻れず、
失敗してしまったということがありました。
トイレトレーニングをきちんと終えた以降は
失敗はありませんでしたが、
縄張りと間違えてしまわないためにも、
おしっこをかけた場合はすぐにケージに戻し、
コタツを丸洗いして臭いを残さないようにしましょう!!
うさぎとコード、やけどは大丈夫?
コードをかじると感電のリスクもあるため、
コードを保護カバーするなどして対策を行う必要があります。
しかし、こたつの温度は脱水症状を引き起こしたり、
低温やけどの一因にもなってきますので、
筆者はコードを抜いた状態にしてから
うさぎをケージから出してます。
エアコンで部屋を暖かくしていれば、
暖かさが原因でのコタツ依存を避けることが出来ます!
飼い主さんにできること!
コタツの危険を理解し予防しても、
飼い主さんに出来ることはまだまだあります。
メリハリをつけながら、
うさぎにとっても、飼い主さんにとっても
リラックスしたコタツ生活を楽しみましょう!!
追い出し作戦
なかなかコタツから出ようとしないうさぎを
追い出すのは大変ですよね。
「コタツの足が邪魔で、追い出すのにも一苦労!」
してしまう人も多いのではないでしょうか?
簡単な方法として、コタツ布団を
すべてテーブルに持ちあげ「空間」をなくしちゃいます。
ホリホリも出来ない・暖かくもない・暗くもないコタツになると、
わざわざ追い出さなくとも
大抵は自分からケージに戻ってくれます。
それでもケージに戻らない場合は、コタツへの依存ではなく、
焦っている飼い主さんに警戒し、
動かなくなっている可能性もあるので、
いつもの散歩終わりと同じように接してあげてくださいね。
コタツ布団の選び方
綿を飲み込まなければ害はないですが、
布団ホリホリはうさぎにとってストレス発散の遊びでもあります。
うさぎにとっては気分転換のための部屋の散歩なので、
ホリホリを注意してしまうのは気が引けますよね。
- 短めに爪切り
- 丸洗いできる布団を選ぶ
- 破れにくい素材を意識する
だけでも、対策となりますが、
『予算をおさえた布団を毎年買い替える』のも方法の一つですよ!
参考動画
うさぎがコタツの中でリラックスする姿はいやされますよね♪
スイッチがONになっていなくても、
うさぎのコタツ好きが分かる動画がありますので、
ご紹介します!!
あったまりすぎて、のぼせてしまった姿を
紹介されている動画もありますので、
可愛いからと入りすぎには注意してくださいね。
まとめ
今回は、うさぎとコタツの問題点や解消法について
ご紹介しました。
人間もうさぎも、
大好きなコタツとの付き合い方って大変ですよね。
それではまとめていきたいと思います!!
■コタツが好きな理由
- 暖かいから(人間のコタツ好きと同じ理由)
- アナウサギの「穴」の習性が関係
(コタツの空間が「穴」を連想させる)
■コタツの危険
- 縄張りと勘違いするようになる
- のぼせてしまう・脱水症状・低温やけどのリスクがある
- コードによる感電の危険
■気を付けたいこと
- 安全なホリホリのために:
こまめな爪切り - コタツを縄張りにされないために:
長居はさせず、オシッコをされたら布団を洗い、臭いを消す - 感電・低温やけどなどの対策:
コードを保護しておく、散歩時はコードを抜いておく(オススメ!)
飼い主さんがしっかり時間の管理、危険予防をしておけば、
「コタツは絶対にダメ!!」と取り上げずに
一緒にリラックスした時間を過ごすことが出来ますよ!
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