ウサギに関する知識やお悩みテーマについて、実際の飼い主がお答えします!

うさぎの天敵はどんな動物?家の中で苦手なものは?

うさぎとの生活って、穏やかなイメージが強いですよね。

でも実際には「ストレスを与えてしまってないか、危険はないか?」と
気を遣うことも多いと思います。

今回は、うさぎの本質を理解した上で、

家の中で飼っている人が注意すること、
家の中や外の苦手なもの・天敵などについて、

いくつかご紹介していきます!!

うさぎの天敵って!?

うさぎの天敵には具体的にどんなものがいるか、
実際にあげてみようとすると迷っちゃいますよね!

「うさぎより大きくて爪や牙のある動物!!」なんて
イメージしている方も多いと思います。

実際は、日常生活にも意外な天敵がいたりしますが、
私の実体験もふまえながら少し視点を変えて紹介していきます。

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野うさぎの場合

野生だと、いわゆる「食べられてしまう!!」= 敵だといえます。

捕食動物すべてが天敵となりますが、

キツネなど陸からだけではなく、
空からするどい爪で獲物をつかまえるタカやワシ、フクロウなども

もちろん天敵の一種となります。

でも、キツネやタカと言われても、
多くの人は日頃の生活で見ることってほとんどないですよね!

もっと日常生活で見る野うさぎの天敵というと・・・

ヘビやイタチ、野生化した犬や猫などがあげられます。

彼らも「弱肉強食の世界で生きる!」ために捕食しているとはいえ、
うさぎ派からすると、複雑ですね。

捕食されるだけじゃない!?

実は、「絶滅してしまうのではないか」と
心配されている品種がいることをご存知でしょうか?

日本の固有種であるニホンノウサギです。

土地開発による野生うさぎの住む場所が減ってしまったり、
外来種の持ち込みによる急な生態系の変化なども、うさぎの天敵といえますよね。

私たち「人」も野生のうさぎにとって
「敵」になってしまっているのは悲しいですね・・・

室内飼いでは・・・

「野うさぎとは違って、家の中なら安心!」と
思う人も多いですが、家の中でも危険って結構あるんです。

実は田舎だと、窓や玄関、家のすきまからヘビやイタチが
入って襲うことってゼロではないんですよ!!

筆者の経験でも、

  • 山から下りてきたヘビが子うさぎの匂いにつられて
    家の敷地に入ってくる
  • 野良ネコが庭で日光浴中のうさぎを追いかけまわす

なんてことがありました。

食べられるまでには至りませんでしたが、
うさぎにとって大きなストレスとなってしまったことでしょう。

都会でも、外での散歩(うさんぽ)時には
カラスや野良ネコ・犬に襲われることがありますので、
注意が必要ですね!!

また、うさんぽ時にはマダニにも注意が必要です。

人間にも感染力があるので、
草むらなどに行かないよう気をつけてくださいね。

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苦手なもの・ことってこんなこと!!

ここまで、外からの天敵についてご紹介してきましたが、

やっぱり身近な問題って
他のペットとの相性や日常生活の中にもありますよね。

他の動物との相性は・・・

ねこや犬がうさぎと一緒にくつろいでいる写真や動画を
見かけるときってありますよね。

うさぎの多頭飼いではなく、「他のペットと一緒にしたい!!」と
憧れをもつ飼い主さんも少なくないはずです。

実際に、他のペットと一緒にしても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと、「おすすめは出来ません!」

子ねこや子犬の時から一緒に育てている、
お互いの性格が穏やかで相性がいいなど、

様々な要因や条件、環境づくりが必要になってきます。

あくまでも「食べる」「食べられる」関係は
本能としてあることを忘れないでくださいね。

筆者のおすすめとして、

  • 定番の「うさぎとカメ」
  • お互い無関心な関係になりやすい「ハムスター」

などは一緒に飼ってもリスクが少ないです。

昼型、夜型のペットを一緒の部屋にするとストレスになってしまうので、
まずは夜型から考えるのもいいですね♪

こんなことにも?

主に食べられる・襲われることに視点をおいてきましたが、
うさぎ自身が苦手だと感じてしまうものって、日常生活の中にも結構あります。

いつ、どこから襲われるか分からないうさぎにとって、
「音」は常に気になってしまうものなのです。

そのため、

  • 大きな音
  • 急な音
  • 聞きなれない音

の3つには嫌がることもしばしば・・・

我が家では、掃除機の音にはいつも警戒態勢となります。

うさぎの部屋だけは、クイックルワイパーやふきんを使い分けし、
掃除機の回数を減らしています。

近所で工事が始まってしまうとその音に反応して足ダンをするようになる、
なんて話もよく聞きます。

また、意外にも怖いって感じてしまう対象に、
「子ども」も挙げられます。

子どもの元気よさと好奇心ってうさぎからすると
「急な変化」→「襲撃」って勘違いしてしまうほどの時も・・・

ほほえましい触れ合いの場でも、うさぎにとって安心できるよう、
少し慣れてもらえるまでゆっくり時間を設けることをおすすめします。

参考動画

日常生活の中でうさぎがびっくりしてしまう例に掃除機を挙げましたが、

飼い主さんが気付かないだけで、
些細な日常音にも驚かせてしまっています。

紹介する動画では、
「リラックスしていてもうさぎにとってはこんなことでも衝撃!!」と
分かるものになっていますので、参考にしてみてくださいね。

まとめ

うさぎの苦手なもの、天敵となりえる動物や環境を、
野生の視点と日常生活の視点両方からお伝えしてきましたが、

意外にもその多さに驚く方もいるのではないでしょうか。

では、まとめていきたいと思います!!

■うさぎの天敵

  • 野生の場合、捕食動物全般(キツネ、タカ、フクロウなど)
  • 家の中にもヘビやイタチが窓や家のすきまから侵入することがある
  • 外での散歩時には草むらにいるダニや野良ねこ・犬、カラスなどに気を付ける

■他のペットとの相性

  • 小さい頃から一緒、相性がもともと合うなどない限り、犬や猫は避ける
  • おすすめは、うさぎ同士の多頭飼いやハムスター・カメ

■日常の苦手なこと

  • 「大きな音・急な音・聞きなれない音」は苦手
  • 掃除機などの騒音には、クイックルワイパーやふきんを代わりにするなど、
    回数を減らして掃除する工夫がおすすめ
  • 子どもの急なタッチや追いかけっこには注意

『うさぎがびっくりしてお友達のお子さんを噛んでしまう』って
こともありますよね。

うさぎのためにも、人にケガをさせないためにも、
飼い主さんがしっかり「大丈夫だよ」と安心させることが大切ですね♪

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