うさぎのうんちが小さい・少ない・臭いなどの原因と対処法
うさぎは犬やねこに比べると、鳴き声や行動がおとなしいため、
健康チェックって意外と大変だったりしますよね。
見た目はいつも通りでも、おなかの状態がいつもと違うと
余計に心配してしまったりします。
そんな時に慌てない為にも、うさぎのうんちの健康チェックや
普段からできる対策について紹介していきます!
目次
健康なうさぎのフンって どんな状態なの?
まだ飼い始めたばかりの飼い主さんにとって、
健康な状態って自信がないものですよね。
まずは、そもそも健康な状態のフンとはどのような状態なのか、
説明します。
健康的なうさぎのフンの特徴としては、
- コロコロした丸い形
- 手で触っても形をキープしている
- 悪臭がでていない
- 緑色~茶色(エサによって違いがあります)
- 10mm前後の大きさ
以上のようなものになっています。
いちばん大切なのは、毎日のトイレ交換とその時に
普段と変わりがないかのチェックになります。
また、子ウサギでも基本的には同じ特徴になりますが、
身体が小さい分、フンの大きさも大人に比べると
ふたまわり程小さくなります。
いつもと違う!?その原因と対処方法はどうするの?
元気そうに見えるけど、フンの状態がいつもとは
様子がちがう時ってありますよね。
獣医に連れていく前に自分で出来ることはないか、
様子を見ていて大丈夫なのか、
量・匂い・色などについて3つのケースの原因と対処方法を
ご紹介しますので、判断の参考にしてみてください。
1、量が少ない・・・小さいサイズが混ざってる!!
トイレの交換をしていると、
- 普段より量が違うような気がする
- 健康的なフンの中に、あきらかに大きさがちがう小さいフンがある
など、いつもと違うとびっくりしますよね。
量が少なく小さいフンが混ざっていると、
- エサの量が少ない
- 食欲不振
- 消化がうまくいっていない
などが考えられます。
逆に、いつもより糞の量が多い時には、
- エサの与えすぎ
- 掃除時間の感覚が空きすぎている場合
などがあります。
まずは、衛生的な水分・適切なエサの量の確認や調整が
出来ているか振り返ってみましょう。
トイレ掃除する時間帯を統一すると、
フンの量の目安が分かりやすくなりますよ。
いつもより臭う?放っておいても大丈夫なの??
どんなに消臭対策していても、ある程度のにおいはあるものです。
毎日のトイレ掃除、換気をある程度していれば
そこまで気になるものではありませんが、
「うっ」と鼻につくような悪臭がしている場合には
注意が必要です。
エサの種類によっても臭いは変わってきますが、
急激な変化の場合、ストレスも疑われます。
うさぎは音やにおいに敏感なため、
騒音や大声、部屋のインテリアを変えすぎると、
環境の変化によりストレスを受けてしまいます。
またこの時、フンの固さのチェックも必要です。
やわらかく、水っぽさがあれば下痢の可能性もあるため、
十分注意してあげてください。
定期的な散歩や日向ぼっこなど、
ストレスを発散させる時間を作るようにしましょう。
かわいいうさぎ部屋を作りたい時でも、
一気に環境を変えるのではなく、
少しずつ時間をかけてあげてくださいね。
色がちがう!?こんなときには・・・
健康的な色といっても緑色~茶色まで、
エサによって多少の変化があります。
その日のうさぎの気分でペレットよりも
牧草や果物を食べていないかなど、
まずは、何をどれだけ食べているか
確認することが大切です。
色が変わっていても、固さやにおい、
その他の部分を総合的にチェックし、
エサを変えたわけでもないのに変化が続くようであれば、
病院に相談にいくことをおすすめします!
飼い主さんにできることとは?
うさぎの健康チェックと対策って、
普段から飼い主さんが気をつけなければならないことばかりですね。
かくいう筆者も、気を付けているものの季節の変わり目、
成長過程の段階では様々な体調変化に苦労しました。
ストレスに弱いうさぎのためには、
- 毎日のトイレ掃除
- 急激な環境変化をさけ、少しずつ慣らしていく
- 散歩や日向ぼっこの時間づくり
- 適切なエサと水分の提供
- 専門医との連携
などには特に気を配っておきたいところです。
普段から近くの動物病院をリサーチしておく、
かかりつけ医をつくっておくなど、
様子を見ても改善しないときには、
すぐに動ける対策が必要です。
その時には、普段の状態や様子・飼育環境を伝えることが
飼い主さんの役割となります。
まとめ
今回の記事では、うさぎのうんちの量やサイズ、
ニオイや色についてご紹介しました。
それではさいごに、
原因と対策についてまとめていきます!
■いつもより量が少ないとき
- 原因:
エサの量が少ない、食欲不振、サイズが小さければ消化不良。 - 対策:
衛生的な水分・適切なエサの量の調節を行う。
定期的な掃除時間での量のチェックを分かりやすくする。
■においの変化・くさいとき
- 原因:
エサの変化、ストレスによる下痢の影響。 - 対策:
においを抑えるエサへの変更。
騒音場所を避けリラックスして過ごせる静かな環境づくり。
日光浴や散歩などのストレスを発散。
■色が違うとき
- 原因:
エサの変化、好みの変化、腸内環境のくずれ。 - 対策:
日頃のエサを確認、うさぎの好みや食べ方の癖を知る。
その他に変わりがないか状況を把握。
いかがでしたか?
普段からできる対策を知るだけでも
適切な環境づくりへのステップアップになるかと思います。
自分から訴えができないうさぎの為にも、
毎日触れ合う時間をつくってあげてくださいね!
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