うさぎが水を飲まない!原因・対策は?もしかして病気?
ふっと気がつくとうさぎの飲み水が減ってない・・・
「なぜ水を飲まないのだろう?病気なの?」
今回は、うさぎが水を飲まない原因や対策について
ご紹介いたします!
目次
うさぎが水を飲まない原因
うさぎが水を飲まない・・・心配ですよね。
まずは水を飲まない原因を探っていきましょう!
水を飲まないときのチェックポイント
- 吸水ボトルの場合、水がちゃんと出るか確認する
- 生野菜や果物をたくさんあげていないか
- 置き水にしている場合、容器をキレイに洗っているか
- 新鮮な水に交換しているか
- 置き水位置・吸水ボトルの高さが合っているか
- 臼歯などの治療によるストレス
いずれかが当てはまっていないかどうか、
確認しましょう!
水に興味を示してもらう改善策
- 吸水ボトルや置き水(直置きの場合)は、
ケージに取り付けるタイプの水置きに変えてみる - 生野菜・生果物を与えている場合は、
水に興味を示すまで与えるのをやめる - ケージに取り付けるタイプは高さを
重要視する(うさぎが飲みにくいと判断すると水を飲まなくなる) - 一日に数回水を変える
これらを試してみましょう!
病気の可能性は?
上記のように問題点を確認・改善しても
「飲まない」となると、病気を疑うべきです!!
病気の可能性・対策
では、どんな病気の可能性があるのでしょうか。
「食事は少しでも食べるから・・・」と
安心してはダメですよ!
水を飲まなくなる病気
- ガス貯留
- 腹水
- 斜頚
- 毛球症
- うっ帯(食帯)
上記の場合、水を飲まないだけでなく、
明らかに食事量にも変化があることがほとんどです。
ただ、水だけを飲まなくなるタイプもいます。
まず、ガス貯留や腹水、斜頚は変化にすぐ気がつきます。
ガス貯留や腹水の場合は、お腹がパンパンに腫れている、
斜頚の場合は、首がとちらかに傾き、目が揺れている、などです。
毛球症・うっ帯などは少量の食事はすることもありますが、
いずれにしても様子見はせず、
すぐに病院へ連れて行くこと大事です!
それぞれの症状に合った点滴や投薬治療をしてもらいましょう。
水を飲むまでの助っ人
「病気は徐々に回復してきたんだけど、
あまり水を飲まない…」という場合もありますよね。
そんな方へ、自ら水を「飲む」ことをうさぎに
思い出してもらうために試してみて欲しい事があります!
- りんごジュース(100%)
- パインジュース(100%)
- ポカリ
上記を3倍程度に薄めたものを、
飲み水として用意します。
これに反応を示し、自ら水を飲んでくれることもあります!
これを2~3日くらい繰り返し、
最終的には完全に水だけの状態に戻します。
うさぎは口が小さいので、シリンジで水分補給というのは
結構難しく、うさぎにも負担がかかります。
なるべく「自ら飲む」ことに重点として考えた方が良いです。
ただ、この方法は試してみて欲しいとは言っても、
病院によっては水を飲むまで、通院・点滴を指示される場合もあるので、
獣医師に相談して頂いてからの方が安心です。
皆様の体験・抜粋
水を何箇所に分けて置いてみたり、病院へ行って検査しても、
病気ではなく、元気な状態で水を飲まなくなった。
と悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます。
その方々は「飲み水は必ず用意する、だけど飲まない」ので、
葉野菜から水分補給をしてもらっているという状態です。
「葉野菜から水分補給できるなら良い」と思いがちですが、
「自ら飲む」、「自ら食べる」という行為が
どれだけ大事なことなのか痛感しますよね。
それでも、飲み水として水は用意し、
うさぎに飲んでもらう努力を最大にしつつ、
野菜での水分補給をしながら生活している方もいらっしゃいます。
「うさぎが水を飲まなくなったけど、病気ではない」場合は、
皆様のように葉野菜で水分補給をしながら、
飲み水を飲んでくれるのを待つことも、
地道ではありますが、大切な方法なのです。
まとめ
今回は、うさぎが水を飲まない原因と対策について
ご紹介しました。
それでは、最後にまとめていきましょう!
- 吸水ボトルが壊れていないか
- 容器は清潔にしてあるか
- 水は毎日ちゃんと変えているか
- 固定の場合は高さが合っているか
- 生野菜・果物をたくさん与えている場合は控える
- 吸水ボトルや置き容器から固定容器に変えてみる
■上記を試しても飲まない場合は病気を疑う
- 毛球症
- うっ帯(食帯)
- ガス貯留
- 腹水
- 斜頚
※「エサは食べているから」と様子見はせず、すぐに病院へ!
■水分補給を一番に!
- 病院で診てもらっても異常はなく、元気な状態であれば、
葉野菜での水分補給もアリ - ただし、飲む様子はなくても新鮮な飲み水は
常に用意して置くということは重要点!
以上が今回のご紹介内容になります。
みなさまの愛うさが「水を飲むように」なるための参考に
して頂ければ幸いに思います♪
この記事へのコメントはありません。