うさぎを外で散歩させる必要性は？どんなメリットがある？
ペットショップで、うさぎの散歩用の
ハーネスやリードをみかけたことはありませんか？
最近、コミュニケーションの一部として、
うさぎと散歩（うさんぽ）をしようとする飼い主さんが
少しずつ増えています。
しかし、うさぎは、犬のように飼い主さんと一緒に、
散歩しながら買い物や公園に行く必要のある動物でしょうか？
今回は、
うさぎにとっての「散歩」の必要性と「メリット」について
お答えしようと思います！
うさぎは散歩したいの？
結論から言いますと・・・、
うさぎは外で散歩をする必要はありません。
家で飼われているうさぎは、主にアナウサギという分類になります。
アナウサギはエサを食べる時以外は、
ほとんど自分たちの住み家で過ごします。
（野生のアナウサギは、自分たちで穴を掘って住み家を作ります。）
天敵から身を守るためにも、
積極的に外に出ていく動物ではないのです。
散歩をした時のメリット
本来、散歩を必要としないうさぎですが、
散歩をすることによるメリットはいくつかあります。
①運動不足解消
狭いケージから出してあげることで、
うさぎの肥満や運動不足が解消されます。
②社交性の確立
ウサギ自身が他の動物を知っておくことで、
獣医さんに連れて行く時、他の動物を見ても突然暴れなくなります。
いざというときの「社交性」にもつながります！
③ストレス解消
緑の広がる公園など、元気に動き回る子であれば、
大いにストレス解消の効果が見込めるでしょう。
ただ、あくまでも、外に出ることを喜ぶ個体に限ります。
散歩をする上での注意点は？
外で散歩する時は、
健康面や精神面でうさぎ自身の負担になることがあります。
うさぎの天敵もたくさんいるので、
周囲の環境には十分に注意してあげましょう。
長時間の散歩は避ける
うさぎは日光に長時間あたると斜頸（しゃけい：首が傾いてしまう症状）を
起こすことがあります。
その他、菌に弱いので、病気をもらってこないように
ケアしてあげましょう。
拾い食いに注意！
道に落ちているお菓子など、
うさぎに食べさせてはいけないものを
「何もしらずに食べてしまう」ことがあります。
ハーネスとリードを必ずつける
うさぎが外で走り出してしまうと、
捕まえることが困難になります。
近くに天敵がいる時は過敏に反応して、
うさぎが逃げようとします。
生後6ヶ月を過ぎてから
生後6か月が過ぎるくらいになると、
うさぎは大人の体になります。
免疫力も増すので、
散歩した時に外で病原菌をもらってくる心配が減ります。
天敵から遠ざける
散歩に慣れていない頃は、
他の動物からはできるだけ離してあげましょう。
我が家のうさぎは散歩が苦手でした
私のうさぎは、ハーネスとリードをとても嫌がったので、
ほんの数回しか外での散歩経験はありません。
実際、散歩した時もほとんど歩かず、
唯一歩いたのは、道端に生えている草を見つけて
食べようとしたときだけでした。
その後、ケージの掃除をしている時に1時間くらい、
外に柵を付けてうさぎを放置しておいたのですが、
そこでもじーっとしているだけだったのです…。
人間のように「日光浴」や「散歩」を楽しむといったことは、
私のうさぎに関してはありませんでした。
うさぎとの散歩を検討している方は、
ご自身のうさぎ目線も必ず考慮してあげましょう。
参考動画
こちらの動画のうさぎさんは、積極的に動き回っていますね！
外で走り回るのが好きなのかもしれません。
この場合、運動不足やストレス解消に非常に効果的といえるでしょう！
こちらの動画のうさぎさんは、疲れてしまったのか、
もともと走り回らないタイプなのか、あまり動いていませんね。
このように、公園などの散歩地で、
うさぎが動きたくなくなってしまう場合もありますので、
公園が遠い場合はキャリーケースを持っていると便利です。
もちろん近ければ、抱っこしても大丈夫です(^-^)
まとめ
今回は、うさぎを外で散歩させる必要性やメリット、
注意点についてご紹介しました。
まとめると、以下のようになります。
- うさぎの生態系から考えると、散歩は必要ない（好きではない）
- 運動不足解消、社交性の確立、
個体によってはストレス解消などのメリットもある - 散歩を嫌がっていないかどうか、うさぎ目線で検討する
- 散歩をする場合、リード･ハーネスの着用など、注意点を守る
外で散歩をしているうさぎをみかけると思わず「かわいい！」と
思ってしまいますよね・・・（´ω｀*
散歩をする時は、飼い主さんが
うさぎにとって「居心地のいい環境」を作ってあげましょう！
こちらも参考にしてみて下さい！
⇒ うさぎを公園や屋外で散歩させる正しい方法とは？リードは必要？
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