うさぎのチモシーの与え方や適量は?オススメ商品は?
「うさぎの食べ物といえば、にんじん!」のイメージが強いですね。
実際、にんじんが大好きな子が多いです。
でも実は…にんじん以上に、
うさぎには大事な食べ物があるのです!
それは『牧草』です!
うさぎの健康維持のために、絶対欠かすことができない牧草。
- 「どんな種類があるの?」
- 「どうやってあげたらいいの?」
- 「適量はどのぐらい?」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます☆
目次
牧草の種類は?
それではまずは、どんな牧草があるのか見ていきましょう!
牧草は、大きく分けて2種類あります。
1、アルファルファ
アルファルファの特徴は、
- マメ科
- 高たんぱく
- 高カルシウム
- 高カロリー
です。
うさぎ的に、おいしく感じる子が多いですね。(嗜好性が高い)
成長期の子うさぎや、干し草が苦手な子に与えると良いでしょう。
注意点として、
栄養価が高いため、与えすぎると肥満の元になります。
2、チモシー
チモシーの特徴は、
- イネ科
- たんぱく質・カルシウム含有量低めで低カロリー
です。
毛球症の予防、歯の伸びすぎ防止、肥満防止や尿石症防止になるので、
たっぷりと与えるべき牧草です!
うさぎの牧草といえば、ほとんどがこちらのことを指します。
うさぎの一生を通しての、理想のメインごはんです。
さらに、チモシーにも種類が3つあるんです!
1番刈り
一番多く流通している牧草です。
最初に収穫された牧草で、チモシーの中で最も繊維質が多く、
カルシウムが少なめで、ヘルシーです。
太くしっかりしており、新鮮です。
2番刈り
1番刈りを刈り取った部分から生えてきた牧草です。
繊維質多め、カルシウム低めです。
茎が細くて葉が多いのが、特徴です。
「1番刈りだと食いつきが悪いかな?」と感じたら、
お試しするといいでしょう。
3番刈り
3度目に収穫されたチモシーです。
ほとんどが葉で、柔らかいです。
穂ができる前に刈り入れられるため、
1番刈り・2番刈りに比べると少しカロリー高めです。
柔らかい牧草が好きな子や、高齢うさぎに向いています。
ここまで、いかがですか?
結構色々あって大変ですが、
うさぎの健康の為に大事なことです!
また、同じチモシーでも、産地やメーカーによって違います。
大切なのは、うさぎに食べてもらうこと。
食に関してうさぎは保守的なので、
小さいころからいろいろなチモシーを与えましょう。
少量のお試しサイズを売っているお店も、たくさんあります。
今回は詳しく触れませんが、
牧草を食べない・食べられない子のために、
生チモシー(イタリアンライグラス)や、牧草ペレットというものもあります。
こだわりだすとキリがありませんが、
それくらいうさぎにとって、牧草は重要なものなのです。
飼い主さん、がんばりましょう!
牧草の与え方は?
牧草の与え方としては、
- 牧草を与えるタイミング:1日中食べ放題!
- 与える量:たっぷりと!
と考えてください!
最初は適量がわからないと思いますので、
牧草フィーダー(※)などを使いましょう。
常に新鮮な牧草がなくならないように、でも余りすぎないように、
様子を見ながら調整します。
ずっとフィーダーに入れっぱなしになって、古くなってきた牧草は、
食べない子が多いんです…。
フィーダーに残った新鮮ではない牧草は、
床材にするか、潔く捨てるかしましょう。
※牧草フィーダーとは?
専用の牧草入れのことです。
色々な種類が販売されています。
木製、プラスチック製、陶器製。
牧草押さえ付き、ボール型、箱型などなど。
飼い主さんが牧草を入れやすいか、うさぎが食べやすいか、
ということを考えて色々試してみましょう。
入れ物によって、食べたり食べなかったりすることもあります。
こちらは箱型なので、飼い主さんが牧草を入れやすく、
うさぎも食べやすいのではないかと思います。
木製ですから、うさぎが齧っても安心です!
お耳がかわいいですね☆
牧草をあまり食べない子もいる?
ここまで、うさぎにとって牧草はとても大事だということを、
ご説明させていただきました。
素直にモリモリ食べてくれたらいいのですが、
そうはいかない場合も…残念ながら結構あります。
しかし、工夫をすれば、食べてくれるようになります!
どんな工夫をすればいいの?
ここでうちの子の体験談を…。
最初は、ケージにくっつけて、隙間から牧草を引っこ抜いて食べるタイプの
牧草フィーダーを使っていました。
でもなんだか食べる量が少ない。
引っこ抜くのが面倒なのかなと思い、
ケージの一角に牧草を山盛りに置いてみました。
よく食べるようになったのですが、
すのこから牧草が下に落ちてしまって掃除が大変…。
そこで、100均のトレーを牧草入れにしてみました。
齧ったら撤去しようと思ったのですが、
意外と大丈夫で、よく牧草を食べるようになりました。
「よかった!これなら入れやすいし、こぼれないから掃除も簡単!」
と思っていたのですが、トレーが大きかったのでしょう、
トレーの中の牧草の量が減ったタイミングで…、
入っちゃいました。
くつろいでいるだけならよかったのですが、
そこでオシッコをするようになってしまい撤去。
最終的に、トレーではなく板の上に牧草を盛るようにして、
解決しました。
うさぎによって、牧草の好き嫌い、
設置の仕方の好みが全く違います。
冒頭でもご説明したとおり、チモシーはうさぎの健康にとって、
すごく大切な食べ物なんです。
「ペレットやおやつで満腹になってしまい、牧草はあまり食べない」
ということもあります。
その場合は食事量を見直し、ペレットを減らしましょう。
食事量、牧草入れの工夫で、
大切なうさぎにたくさん牧草を食べてもらいましょう!
参考動画:たくさん食べさせた方がいいの?
すっごく山盛りの牧草!
うさぎさん嬉しそうですね☆
繰り返しになりますが、牧草は食べ放題にしましょう!
経験談ですが、どれだけ工夫しても掃除は大変です!
でも、こんなふうに、真剣な顔でぷちぷち牧草を食べるうさぎを見てたら、
多少のお掃除は気になりませんね☆
まとめ
今回は、うさぎが食べる牧草の種類や与え方について
ご紹介しました。
うさぎにとって牧草は非常に大事で、
健康の為の必須ごはんです!
今回の記事を簡単にまとめると、
- 牧草は高栄養のアルファルファと、健康的なチモシーがある
- チモシーには1~3番刈りの3種類あり、数字が大きくなるにつれて柔らかくなる
- 牧草は食べ放題にしてあげる
- 食いつきが悪い時は、食事量の見直しや、牧草の場所を工夫する
となります!
牧草をたくさん食べることによって防げる病気はたくさんあり、
うさぎにとって長生きへの道になります。
好き嫌いの多い子だと大変かもしれませんが、
根気よく、牧草を食べてもらう努力をしてあげてください。
うさぎと長く楽しく暮らすために、頑張ってくださいね♪
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